ED75形は、昭和38年から58年までの間に302両が製造された交流電気機関車の標準機関車です。東北本線・常磐線を中心に旅客列車、貨物列車の牽引に活躍しましたが、現在後継機の登場などで数を減らしつつあります。基本番代である0番代は製造時期と仕様により1~49号機、50~100号機、101号機~に分類でき、番代区分として60Hz仕様で九州に投入された300番代、北海道に投入された500番代、奥羽本線向けに耐塩害対策を強化し屋上の印象が大きく異なる700番代があります。製品では、東北本線盛岡電化の際に増備された50~100号機を模型化しております。このグループは、耐寒耐雪設備を強化しており、前面運転台窓上につらら切りを装備していることが外観上の大きな特徴です。