1950(昭和25)年"つばめ"の姉妹列車として生まれた"はと"は、ダイヤ上ビジネス客にとって好評でした。当初は栗色の客車で重厚さがありましたが、1956(昭和31)年秋の東海道全線電化を機会に、塗色変更が実施された機関車EF58に合わせるように、客車も淡緑色に塗られ、この塗色の編成は鉄道ファンからは"青大将"というニックネームで呼ばれるようになりました。"はと"は1957(昭和32)年受持ちが東京から大阪へ移行され、スロ54はナロ10に入れ換えられ、この編成は1960(昭和35)年に電車特急に変更されるまで活躍しました。
今回は、ナロが組み込まれた編成を模型化いたしました。