国鉄蒸機の中で最後まで走り続けたのがこの機関車です。多くの人は最後の定期旅客列車を牽いたC57形135号機を思い浮かべるでしょうが、当時SLをおっかけていた方は、こちらのほうがイメージは強いのではと思います。また、貨物列車はもちろん、旅客列車の本務機や補助機にも使用されていましたので、ニセコ号の写真集やビデオなどで見かけた方も多いのではないでしょうか?
今回はそんなオールマイティーに使用されてきた北海道型の中から一番標準的なタイプを選び、標準煙突とギースルエジェクター型という丸い煙突を平らにしたような形の煙突を装備した機体の二種類を模型化。時代はATS装備の晩年に近い姿です。