JR東日本 高崎車両センター(旧高崎運転所)に所属するイベント列車用の旧型客車です。レトロ客車とも称されます。上越線や信越線(高崎~横川)を中心に、イベントに合わせてJR東日本管内の各線や秩父鉄道でも使われています。スハフ32形、スハフ42形(2輌)、オハ47形(3輌)、オハニ36形の計7輌が在籍していますが、牽引機や線区にあわせて3~7輌編成に組みかえられます。
元は昭和10~30年代に製造された客車ですが、年月の経過とともに改造や仕様変更が行われています。JR化後も緩急車への防護無線アンテナ取付、トイレのリニューアル、乗降扉半自動化、室内灯・尾灯のLED化等が施工されました。ただし、これらは一度に行われた改造・更新ではなく、現在も徐々に“進化”を続けています。
※JR東日本商品化許諾済