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模型サイト いちかわのWorld Railway 第7回IE 201型ディーゼル機関車とMk3型客車 (アイルランド)

天賞堂製品ミュージアム

いちかわのWorld Railway

はじめに

"Welcome to this program"
"This is Takumi Ichikawa"
"How are you?"
"How was your hobby life??"
"Anybody, Let's enjoy in this program"

Dia dhuit""Conas tatu?"

2002年も7月になりました。
約1ヶ月に渡り、日本国内はもとより世界中を大フィーバーさせたFIFA WORLD CUP 2002。完全に終わりましたねー。
このゲーム開催中は、老いも若きも、男も女も日本国内は、完全にこの話題で持ちきりだったように感じております。
連日連夜、私自身は、あくまでも時間の許す限り(テレビ画面にて)の観戦でしたが、ある時は冷静に、又ある時は真剣に、そして日本戦に限っては、熱血サポーターの方々のごとく、テレビに向かって本気で応援しちゃいました。今から思えばその姿って本当に恥ずかしい・・・・・。(そんな気がする・・・。)
そしてその後において、これらの試合をなぜ心いくまで楽しんだか?と自分なりに冷静かつ沈着にもう一度、振り返ってみました。サッカーと言うスポーツって、自由で発散的であり、カチカチの全体主義にとらわれる影響が最も少ないなと感じております。最低限のルールと一応のマニュアル、チームの管理とサポートする監督が存在こそしているが、最終的には、プレーしている選手各自が、その時までに培った技術、能力、経験則等を基礎として、現実の正確な状況判断を合わせてゲームのコマを進め、その先にあるゴールへと繋いで行く。それら一連の選手間の行為がチームの意気込みを挙げ、得点に結んでいく。
ひとまず今回のWORLD CUPでは、わが国、ニッポンが決勝戦出場こそ、出来なかったが、あそこまで健闘したのは、単なる開催国だから・・・・・と一言で終えてしまうのは、残念ですね。(=サッカーをキッカケに自分なりに学ぶ姿勢も必要じゃないかな)
さて又、各試合で映し出されていた出場選手達が蹴っていたあのサッカーボールって、瞬時で観測できるという事が可能だとしたら、一体全体どれ程多くの熱い眼差しが集中していたのかな? 多分、物凄い多くの眼がこのボールを追いかけて、そして次の瞬間には、その光景を見ていた人々の瞳に向かって元気に飛び込んでいったに違いない・・・などと疑問も持ってしまった私です。(この疑問って、少々変かな?)
さて、今回のいちかわのWorld Railroadの第7回では、冒頭にて先程行われたこのWORLD CUPにちなんで、この為に来日なされたサポーターの人数が他の国々よりも特に多かった国。(来日数、約6.000人らしい)
このアイルランド共和国の魅力からスタートし、この国の鉄道そして模型についてページの許す限り、今回もご紹介したいと思っております。
それでは・・・・・

Let's Reading!!

第7回目 IE 201型ディーゼル機関車とMk3型客車

1.アイルランド共和国とは?
(About Republic Irish?)

まず始めにお手元の世界地図の欧州編を捜します。(地図その1参照)次にそのページを開けば、左上に位置している島国。(地図その2参照)北西部に浮かぶこの島の隣国は、大きめな島(大ブリテン島)を本土としている英国です。国土面積は、ちょうどわが国の北海道とほぼ同じの7万283㎞2。
首都は、島の中央部に位置するのではなく、大ブリテン島と向き合っているDUBLIN(ダブリン)である。2002年の総人口は、約363万人。国民の大部分は、ケルト族に属したアイルランド人で構成されており、その為、この国の標準言語(第1言語)は、勿論、アイルランド語(=ゲール語)となっている。この言語は、紀元前5世紀頃から、この国に多数渡来した、ケルト系部族の使っていたものがベースとなっている。現在、この国では、話者のほとんどが2つ言語を自由自在に操れる。(なぜ?2つ言語を操れるのかという理由は、後半部分参照)そして、第2言語として認知されているのは、我々に馴染みのあり過ぎる外国語、そう!英語である。アイルランド語と英語は、どうやら兄弟姉妹みたいなもののようだ。
宗教は、とりたててこの国の長い歴史の中で正式な国教と認定した訳でもないが、国民の約95%と圧倒的にカトリック教徒が占めており、現在では、国教と判断して良いはずだ。
さてこの辺で、この国の歴史を簡単に紐解いてみよう。
アイルランド共和国の正式な建国は、1949年。この国の歴史もわが国と同じように、勿論長期に渡っており、数々の混乱期と合わせて同じだけの安定期が繰り返されてきた。18世紀半ばまでは、島国にもかかわらずなぜか?この国は、隣国及び近隣諸国からの数多くの侵略者を受け入れた。そして、その事は自然の流れとして、結果として、この地に従来いた人々との同化が進行したようだ。ただし、侵略者の持ち寄った数多くの影響がすべて悪だった訳ではなく、その後にこの国を成長過程に導いていった事は、少なくともプラスになっていった証では、ないだろうか。
この具体的な一要因を調べれば、20世紀中盤までは、この国には、主だった産業も存在していなかった。当時のアイルランドの輸出品の代表と言えば、この地に生を受けた数多くの若者と読む人の心をゆさぶり、風刺に溢れ、時として怒りに満ちたアイルランド文学のみであった。
(最近、この国にあるマスコミの街頭アンケートの結果から・・・・・(Q)"最も親近感を覚える国はどこですか?"という問いかけにアメリカ合衆国が第一に挙がったのは、過去に約1,400万人のアイルランド出身者が移住し、今なお個人レベルで太いパイプラインがいくつもあるからでしょう・・・・・)
さて、1981年にギリシャがEU(ヨーロッパ共同体)に加盟するまで、ヨーロッパにおいて極限の貧困な国家であった。その為、1980年代に毎年EUから受けていた補助資金は、国民一人あたり総額で約250万ドルとかなり巨額に上っていたらしい。ただし、これらの資金を無節操に社会に垂れ流すような愚かな政策は行われなかった。国民の教育水準の向上からスタートし、労働賃金が低い割に世界語として認知された英語も使える国民国家という状況下を自ら完成させた為、近年では、前向きに外国企業誘致を実施する国家までに成長していった。
今後もこの国は、EUの一員として重要な役割を行い、さらなる発展があるだろう。


↑地図その1


↑地図その2

2.アイルランド共和国の鉄道とは?
(About Republic I.E RailWays?)

基本的に日本のような一民間企業が鉄道路線の計画と建設、そしてその後においての鉄道車両の運行及び管理を行っているような、私企業組織は、存在していないようだ。
都市近郊エリアには、その土地の公営組織が(例えば首都DUBLINならばDART)、島全体の路線建設と日々の列車運行は、完全国営資本であるアイルランド国鉄。総称IARNROD EIREAN(略称I.E.)が行っている。
現在、アイルランド国鉄の路線総延長距離は、約1.947km。その路線のほとんどは非電化区間であり、現役で蒸気機関車こそ無いもののディーゼル機関を主動力とした機関車が活躍の中心となっている。
又、この国の軌間は、隣国が鉄道発祥の地(英国)であるのにも関わらず、世界標準の所謂1.435mmを採用しておらず、なぜか?広軌1.600mmのレール幅となっている。(不思議な事その1。)
この国の看板列車は、本数こそは本当に多くないようだが、首都から各都市を組まなく結んでいる都市間連絡の為のINTERCITY(インターシティ)がやはり有名である。(現在の所、フランスのTGVやドイツのICEのような高速列車は存在していません。)
そして、唯一の特徴としては、他のヨーロッパ各国のIC列車編成とは、異なっている点があります。運行されているほとんどのIC列車には、 Standard Classと呼ばれている2等普通客席ばかりであり、First Classの1等客車が全くと言って良いほどに無い事です。通常のヨーロッパ諸国のICならば、特殊な例を除いて1等車が2両連結されるならば、2等車はその倍の両数(4両以上)含まれているのですが・・・・・。(これも不思議な事です。)
しかし、やはり看板のIC列車ですよ。2等車ばかりの編成内容であってもその中央には、しっかりとBuffet CoachやDining Coachがあります。
今後も現在の状態とあまり大きな変化こそないかもしれませんが、国の位置しているのがヨーロッパの為、もしかしたら近い将来には、TGVやICEのような高速列車が登場するかもしれません。

3.アイルランド共和国の鉄道模型の紹介
(Introduce Republic I.E RailwayModels)


↑写真1

↑写真2


↑写真3



↑写真4

今から2年ほど前。英国の一般的な月刊の鉄道雑誌であるRailway modeler誌(日本国内発売元=機芸出版社)の予定製品欄にて紹介されていたLIMA社(イタリア)の製品です。製品のラインナップは、今の所、私が今回、このコーナーにてご紹介しているI.E(アイルランド国鉄)がほとんどです。このI.E型と合わせて、ラインナップこそ多くありませんが、N.I.Rと呼ばれている北アイルランドの模型製品もあります。(※しかし、2年経った現在でも予定していた模型製品のうち、市場に出たのはその半分程です。)
さて、これからI.Eの鉄道模型製品を一緒に眺めてみましょう!!
今回、ご紹介する製品のアイテム番号は、#L149437です。IEの最新型であろう?201型ディーゼル機関車1両と客車が3両入ったセットです。(写真1参照)
この201型機関車は、英国型OOゲージの下回り(動力機構と台車部分)を流用し、車体本体のみを完全に新規で製作したようです。(写真2参照)さて、各部分を見てみれば・・・・・近年、ヨーロッパ各国に新しく数多く導入されていった機関車と同じようなとてもスッキリした二枚ガラスの顔立ち、そのサイドデザインです。外装のオレンジ色の塗装は、近年のLIMA製品のハイレベルな水準を十分にキープ。タンポ印刷もとても美しいです。しっかりとヘッドライトも点灯する。ただ、動かすと初期の段階で、少々走行音が騒がしい所がいかにも・・・・・。(写真3参照)
もしかしたら近年の新型車は、どの国もどの鉄道にとっても味気のない、画一的な雰囲気にしているかもしれません。ただ、鉄道模型メーカー各社(特にプラメーカー)に限っては、しっかりとした基本の金型さえ作っておけば、実車が増えると同時に車体の塗装を変えるのみで、その後は、多くの異なったタイプを発売できる。このメリットがあるようです。
次に付属の客車3両も見てみましょうか。
こちらも先程の201型機関車の下回りの流用と同じように、英国型OOゲージのインターシテイ客車(Mk3)の塗装変更バージョンです。連結器もそのままです。セット内容は、2等客車が2両とBuffet客車が1両のセット内容となっております。(写真4参照)
いや〜本当にこのMk3型客車は、流用範囲が広いと感じております。英国のオリジナル塗装から始まり、オーストラリアの列車(XPT)にそして、今回のアイルランド型の模型にまでセットするとは・・・・・マジに驚いていている私です。
(※オーストラリア・XPTにつきましては、第2回目のバックナンバーを見てね!)

4.製品ラインナップとそれらの価格
(All Item's and Price

以下に発売済みの製品の全ラインナップとそれらの参考価格を紹介しておきます。
尚、価格は、取り扱いのお店が多い、英国国内のものとします。(通貨単位£=ポンド)
◎LIMA社(イタリア・製造)
(発売元は、アイルランドのMurphy Models店)

#L149437  I.E Train Pack £115
201Class No.230
(愛称名"River Bandon")
Mk3客車×2両+Buffet Coach×1両
(※今回紹介したセットです。)
#L149439 I.E Coach Pack
Mk2客車×3両(new livery)       £49.99
#L204790 I.E 201Class No.201      £67.50
(愛称名"River Shannon")
#L205018  I.E 201Class No,217     £67.50
(愛称名"River Flesk")
◎N.I.R型(北アイルランド)については、現時点では、機関車のみですので今回は、割愛し、紹介は,またの機会にします。(こうご期待・・・・・!)

 

終わりに・・・(End of this story)

いかがでしたか・・・・・。今回の第7回目は、先日開催されて、日本国内が大変盛り上がったサッカー WORLD CUP 2002年にちなんで、アイルランド共和国の鉄道とその国の鉄道模型について、私なりにご紹介させていただきました。
惜しくもニッポンがトルコ共和国に負けたあの日。私が、仕事帰りに感じた街の雰囲気は、とても暗く沈んでいました。(私もガッカリしていたが・・・・・)
しかし、数日後の街の様子は、少々異なっていました。もう今回のプレーは、完全に終わったという感覚の空気と共に次回の大会だな!という新たなる期待感も流れていました。まあたまたまかもしれませんが、近所の公園で、私が出会った少年達の足元には、しっかりとサッカーボールがあり、彼らは、皆でそれを熱き思いで追いかけ、蹴飛ばし、思う存分にその時を楽しんでいるようでした。
"WORLD CUPは多くの少年らに夢を与えたようだ。"そう感じた次の瞬間に私は、合わせてこのような気持ち(決意)も抱きました。
"鉄道模型も多くの人々(特に少年たち)に夢を与えられる存在にするぞ!"
明日からも私自身、好奇心旺盛に地球上の鉄道と模型を求めて北に南に走ります。
(どうぞご期待下さい!)
P.S 頑張れニッポン!! ワールドカップ2006年は、優勝だ!!

"Gura maith agat"
"Thank you very much for you reading this program"
"It's a great honor for me to write this program, I think"
"Relax with Model Railways!!"

《この文章に登場する鉄道模型は、主に当社で扱っている商品ですが、連載の中には扱っていない商品もありますので、あらかじめご了承ください》

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