製品情報

ULYSSE NARDIN

ユリス・ナルダンと言えば海、錨のマーク、船を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。確かにユリス・ナルダン社は、19世紀の半ばから、航海には不可欠な精密時計、マリーンクロノメーターで世界中に名を知られた時計製造会社でした。スイスの山岳地帯という海とは縁のない地でありながら、創造力と開発力を総動員してマリーンクロノメーターの精度を高め、世界中の博覧会やコンテストで賞を獲得、日本も含む各国の海軍や船会社の船で、航海の重要な役割を担う存在となったのです。今やその時代に制作されたクロノメーターウオッチは、多くのコレクターの間で垂涎の的になっています。

ユリス・ナルダンと天賞堂の絆

天賞堂とユリス・ナルダンとの関係は、とても奥深いものがあります。1902年(明治35年)、天賞堂はスイス、ラ・ショー・ド・フォンのホテルの一室を事務所とし、日本からの駐在員を置いて精力的にスイス製時計の輸入販売を行っていました。

「世界無比の正確なる」と“ナルダン”を紹介する天賞堂広告。イラストは船舶時計に用いられていたことを示す。昭和2年『太陽年鑑』掲載。

天賞堂の倉庫で発見されたユリス・ナルダンとゼニスの名が入った未使用文字盤

そこで天賞堂は日本の総代理店として、ユリス・ナルダンを「世界無比の正確なる」時計として、日本の庶民にはじめて紹介しました。そのときから現在にいたるまで、90年以上、お互いの友好関係を温め続けます。最近、その縁をあらためて示す“物証”が発見されました。それは、天賞堂の倉庫に長年ひっそりと眠っていたブランド名入りの時計の文字盤です。

このことがきっかけに後にユリス・ナルダンと天賞堂のコラボレーションモデルが生まることになります。

(上)発見された文字盤 (下)ユリス・ナルダンサンマルコ天賞堂130周年記念モデル

ユリス・ナルダンといえば、マリンクロノメーター。マリン・クロノメーターとは船舶用時計です。かつては船舶が現在位置を正確に知るため必要不可欠な計器のひとつでした。

明治時代に建造された戦艦三笠にはユリス・ナルダン社製のマリン・クロノメーターが搭載されています。三笠が建造された同じ時期に天賞堂はユリス・ナルダンをはじめて日本に紹介したという背景から三笠に搭載されているマリン・クロノメーターも天賞堂となんらかのつながりがあったことが推測されました。そこで調査したところ、本品が1918 年にユリス・ナルダン社が製造した物であることは同社の台帳から判明しました。

2008年12月、銀座天賞堂は、創業130周年記念事業として、ユリス・ナルダン社に戦艦三笠に搭載されているマリン・クロノメーターの復元修理を依頼しました。スイスに送られたものの修理は困難を極めました。退職したベテラン技師までもが加わっての作業となり約5ヶ月を要しました。しかしマリン・クロノメーターは元のように息を吹き返し、2009年(平成21年)5月、日本海海戦104周年記念式典で無事返還することができました。

(上)戦艦三笠 (下)戦艦三笠に搭載されているマリン・クロノメーター

私のおすすめPoint

銀座本店 上田英仁
ユリスナルダンと当社は古くからのつながりがあります。 当社が今から100年ほど前、大正時代(1913年)に初めて日本にユリスナルダンを輸入総代理店として紹介しました。 当時ユリスナルダンは、航海用の時計マリーンクロノメーターの開発と製造に心血をそそいでおりました。大海では天体の位置を測る六文儀を頼りに航海をしていましたが、当時の船乗りたちにとって船の現在位置を知るために必要な唯一の機械が正確なマリーンクロノメーターだったのです。(赤道ではわずか1秒の誤差でも463mも位置がずれてしまうそうです。) 折りしも、NHKで司馬遼太郎の『坂の上の雲』が放映されていますが、日露戦争でバルチック艦隊を破った東郷平八郎が乗った旗艦・戦艦三笠に搭載されているマリーンクロノメーターはユリスナルダン製で、当時我が社を通じて納められたと推測されます。 そして現代、我が社の発注によりユリスナルダン社の技術者の手でそのマリンクロノメーターは修復されました。 ユリスナルダンのロゴマークの錨は、命を託した船乗り達からの厚い信頼の証しであります。またクロワゾネやアワーストライカー、天文3部作と言われる複雑時計など、独自のスタンスは他社に類をみない文化とも言えるでしょう。

ULYSSE NARDIN ラインアップ

フリーク

製品の特長

値段も高いが、機能が驚き!まずリューズがない。時間の調整は6時位置のストッパーを解除してベゼルを回す・・・するとなかの機械が回転して時分針として時間を表示。さらに手巻きなのにリューズがない???裏蓋を回すと大きなぜんまいが巻き上げられる!!!普通のトゥールビヨンに飽きてしまった人にはお勧めの逸品です。

Ref. No.
020-88
スペック(色、素材、石目、機能、Cal.等)
18Kホワイトゴールド、裏蓋部分外周リングによる手巻きムーブメントUN-200、カルーセル・トゥールビヨン(カンギ車+アンクル・テンプにより時間を表示)、パワーリザーブ7日巻、ケース径42mm、アリゲーターストラップ
定価
¥9,765,000

マリーンクロノメーター マキシ43mm

製品の特長

マリーンクロノメーターにゆかりの深いユリスナルダンのフラッグシップ的モデル。防水性の高いマキシマリーンはその形もマリーンクロノメーターを髣髴とさせる。裏蓋と裏蓋を留めるネジがチタンで出来ている。

Ref. No.
263-67-3/43
スペック(色、素材、石目、機能、Cal.等)
ステンレススチール、自動巻きムーブメント・キャリバーUN-26、12時位置にパワーリザーブ表示、6時位置にスモールセコンドとカレンダー表示、200m防水、パワーリザーブ約42時間、ケース径43mm、アリゲーターストラップ
定価
¥882,000

GMTパーペチュアル エル・トロ

製品の特長

500本限定生産の稀少モデル。文字盤上に闘牛(エル・トロ)の角をイメージしたデザインを表現。月・日付・曜日・閏年を考慮したパーペチュアルカレンダー搭載。9時位置にスモールセコンド。GMT機能が付いた複雑機構が簡単に操作できる秀作だ。

Ref. No.
322-00-3
スペック(色、素材、石目、機能、Cal.等)
18Kローズゴールド、自動巻きムーブメント・キャリバーUN-32、パーペチュアルカレンダー、GMT機能付き、ビックデイト表示、100m防水、パワーリザーブ約45時間、スイス公式クロノメーター規格承認、セラミックベゼル、ケース径43mm、ラバーストラップ
定価
¥5,544,000

エグゼクティブ デュアルタイム

製品の特長

9時位置の丸窓に注目してほしい、ここにホームタイムが出る。ケース横のプッシュボタンを押すと、短針がセカンドタイムゾーン(現地時間)に切り替わる。これもユリスナルダンの特許。まさに世界を駆け巡るエグゼクティブのために創られたスタイリッシュな時計だ。

Ref. No.
243-00/42
スペック(色、素材、石目、機能、Cal.等)
ステンレススチール、自動巻きムーブメント・キャリバーUN-24、2時位置にビックデイト表示、6時位置にスモールセコンド、9時位置にホームタイム表示、100m防水、セラミックベゼル、ケース径43mm、アリゲーターストラップ
定価
¥861,000
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