ED75形767号機は、1975(昭和50)年に日立製作所にて誕生し、奥羽・羽後本線を皮切りに東北本線等で客貨列車牽引に活躍しました。1997(平成9)年頃には、12系客車から改造し、東北地方を中心に活躍していたジョイフルトレイン"オリエント・サルーン"の専用牽引機として活躍していた初代ED75形711号機等の老朽化ため、これに代わる2代目専用機関車として選ばれ、客車と同塗装のワインカラーとゴールドの3本のストライプを施したED75形767号機が誕生しました。
"オリエント・サルーン"は老朽化のため、2000(平成12)年11月5日をもって活躍の幕を閉じることになり、最終日のさよなら運転の牽引機として767号機が選ばれ、会津若松から仙台間の任務に就き注目をあびました。