EF60形の後継機として誕生したEF65形は、普通貨物牽引機用、特急客車牽引用500番代P型、高速貨物及び重連総括制御可能な500番代F型に分けられていました。
時代と共に、輸送力の増加や列車の高速化が求められ500番代の発展型としてP型とF型の機能を合わせ持った1000番代が誕生しました。この機関車は、
上越・東北線での使用を考慮し耐寒耐雪装備を強化し、重連使用時の使い勝手を図り前面に貫通扉を設け1000番代PF型として分類されました。
この1000番代は、小さな変更を伴い8回に亘り増備されました。6次増備では大きな変更としてパンタグラフがPS17からPS22Bに変更が行われ、最終の8次増備では東海道・山陽本線での使用特性からスノープロー・ホイッスルカバー等の耐寒耐雪用装備が省かれて登場しました。
EF66形が登場するまでは、優等列車牽引機の花形でした。現在では、通常運用での客車牽引使用はなく、多くが貨物牽引で活躍しています。
今回は7次増備以降のスタイルをプロトタイプとして模型化いたしました。