模型サイト いちかわのWorld Railway 第31回 Tangara train(オーストラリア)

天賞堂製品ミュージアム

いちかわのWorld Railway

はじめに

"Welcome this Program"
"This is Takumi Ichikawa"
"How are you?"
"How's your Hobby life?"
"I hope you do read it to the end."

"The real voyage of discovery consists not in seeking new landscapes, but in having new eyes"
(by Valentin Louis Georges Eugène Marcel Proust)

2021年、令和3年も6月末で、明日から文月。
武漢発COVID-19等々のウイルスの感染拡大防止策の為、相変わらずマスクの着用を、特に、外出時には求められており、今年で2度目となる暑い季節はもうすぐ (;´ρ`) グッタリ
ホント!いつになればこの状態から開放されるのでしょうか?(´Д`;)/ヽァ…
さて今回の、"いちかわのWorld Railways!"第31回目では、久しぶり、3連載振りに、
このお題目の本流、日本から離れ、これから涼しい季節に入る南半球の大陸、この地を長年に亘って走る"大変"個性的な鉄道車輛をこのプログラムにて本気度100%+αで紹介をさせて頂きます(♥ˊ艸ˋ♥)♬*
私自身、30年程前に発行された鉄道雑誌の片隅にひっそりと掲載していましたあの1枚(後程紹介)、この写真が今なお脳裏の片隅に残ったままでして、この時の印象が忘れられず、後年、現地に足を運ばせるキッカケとなっていたのは本当の話。
…という事で、今回の連載に関しても、私なりの感覚や視点を軸として精一杯頑張ってこの筆(キーボード)を打ち進めて参りますので、今回の連載も最後迄どうぞお付き合いくださいますように…

それでは・・・・Let's Reading!!

第31回目 "Tangara Train"
(オーストラリア連邦 N・S・W州)

シドニー(Sydney)について…

冒頭ノッケからいきなり冷水を浴びさせてしまうかもしれませんが、今日ではインターネット上で該当の語句を検索すると、とても参考になる数多くの文章や画像、そして"YouTube"を代表とする動画サイトなどが いとも簡単に閲覧出来る便利な社会となっています。
ただ、高度な情報化の進んだ世の中という事は、得た情報を一斉に浴びる状況下にもなる為に、情報過多による消化不良となりかねません。
また、一定の精度を求むのであれば、いつも同じ情報ソースのみだけでは無く、時と内容にもよりますが、多少異なった2~3か所の選択筋からも並行して収集を心掛ければ、その時々で大きな間違いやトラブルを起こす事無く、正確な判断や行動が出来るのではないかと、私は長年こう感じております…
…という事で、今回は以下の概要ページを代表として選びますが、更に詳しい事柄、内容や情報を知りたいとお感じの皆様方は、それぞれに検索して頂き、お気に入りの情報や気になる事柄の吸収を各自で行ってみて、その後は有効に活用ください。

【シドニーの概要】フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より拝借
オーストラリア最大の人口を有し、南半球を代表する世界都市及び金融センターである。
アメリカのシンクタンクが2017年に発表した総合的な世界都市ランキングにおいて、世界第16位の都市と評価されており、同国及び南半球の都市として首位である。
オセアニアを代表する国際的な観光都市でもあり、海に臨むオペラハウスなどが著名で、世界で最も美しいといわれる都市のひとつである。
世界で最も移住に適した都市としても同国のメルボルンと共に、マーサーやエコノミストなどで挙げられる。
300km南西に特別区である首都キャンベラが所在するが、経済や文化の規模ではシドニー方が活発である。
それもあってか、シドニーがオーストラリアの首都であると誤解する者も少なくない。
2000年には夏季オリンピックである「シドニーオリンピック」の開催地となった。
地元の発音は「d」を発声せず、スィンニーに近い。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%89%E3%83%8B%E3%83%BC

【お薦めなサイト】
◇シドニー公式ウェブサイト
https://www.cityofsydney.nsw.gov.au/

◇シドニー・オーストラリア政府観光局
https://www.australia.com/ja-jp/places/sydney-and-surrounds/guide-to-sydney.html

尚、このコーナーでは、シドニーの観光名所や街の風景写真を貼り付けておきます(♥ˊ艸ˋ♥)♬*(※画像クリックで拡大します)

"To GO!(Tangara Train)"の実車ついて…

この車輛の"Tangara"(タンガラ)の愛称は、オーストラリア・原住民族のアボリジニの言葉、"TO GO!" を意味しているのは有名な話。
長年、シドニーの人々の間で親しまれている基本4輌編成(D+N+N+D)の2階建ての電車が今回の主役です。(D=運転室・P付き先頭車,N=電動中間車)

先の冒頭部分で書きましたが、私自身は、右の紙面での第一印象、この時の感動が忘れられず…
英国のHST(Intercity125)車輛と共に愛好家への"道"まっしぐら(* ̄ー ̄*)ニヤリッ

失礼しました。話を戻します。

"T"形の第1編成の完成は、1987年でしたが、実は、翌年の1988年は、オーストラリアにとって建国200年の節目の記念すべき年で、"世界のどこにもない近未来的な電車"の理念をベースとし、4つのビジョンを掲げてお目見えしました。

【4つのビジョン】
1"Quieter"(より静か)
2"Smoother"(よりスムーズ)
3"More Comfort"(より快適)
4"Security"(より安全に)

買付入札公示は、約3年前の1985年5月で、第一弾として、車体デザインのコンペティションを試みたが、同じオーストラリア国内のみならず、世界各国、遠くは南欧・フランスや北欧・デンマーク等の国々からの応募もが届き、その参加総数は35社にも上った。
最終選考時には、英国のDCAデザイン社のモノが本採用となり、更に第2弾としての国際入札は、先のデザインをベースとしての公募。
結果、地元のGoninan(ゴニナン)社が車体の製造を、日本車輛は台車、そして電装品関係は、三菱電機&東芝と、日豪連合の企業体が落札。

1987年12月10日には、シドニー中央駅構内にて、21世紀の電車"というキャッチフレーズを掲げ、一般公開され、1988年1月迄の間は、各種データの収集と走行試験を実施。
同年4月からは本格的に営業運転の開始をさせたのだが、この新型車両の投入はシドニーというオーストラリア最大級の大都市圏の輸送力の増強と共に、当時、多数在籍中の旧型車輛の置き換えを主目的としてであった。
(聞く処、シドニーの2階建て通勤車の導入は早く、1964(昭和39)年からと知り、驚いています)
結果、1995年迄の製造総数は455輌と一大勢力となったTangara形車輌ですが、標準形のT編成とは別に、
G編成という、搭載の装備品と主な営業区間を中距離としたバージョン違い(76輌 4輌×19本⇒後年、H型"Oscar"の増備により、T形編成に改造編入)も短期間でしたが、在籍し、営業運転も行っていた事例がありました。
後年も積極的に新型の後継型車両の導入を継続しているシドニーの通勤型電車ですが、このTangara形車輛も、一般のモノと同じ様に経年による劣化は当然避けられず、リニューアルの更新工事は、2010年のT121編成を皮切りに、2016年7月迄の期間に全在籍車輌へ施工済み。

外装は、後継車と同様に前面と乗降扉を黄色の塗装を加え、車内の内装関連では、座席モケットと掴み棒の交換。
そして、老朽化が著しかった運転席関連の機器類と空調装置の交換は、2014年以降本格的に実施され、各後継車両と殆ど遜色の無い水準にまで到達。

全車輛の所属検車区は、
Hornsby(ホーンズビー:シドニー中央から北西約19キロ ⇒英国・HORNBY社のスペルに近く、何故か??私は親近感を抱いています(*'A`*))
とMortdale(モートデール:シドニー中央から南に約20キロ)の2箇所で、
ここでは日々の清掃と補修、数年毎の重要査等々のかなりの大掛かりの修繕作業も実施中。

今尚、シドニー近郊区間の2階建て電車の"顔"として大活躍中で、今後も当分の間は洗練されたスタイリッシュなボディを見られるでしょう💛
このコーナーの最後に、2021年の今となっては撮影する事が出来ない、中距離向けの"Tangara"のG形編成、この貴重な写真と基本情報、そして在籍車輌の編成データを掲載しておきます。

  • ◎"Tangara Trains"基本情報

  • ◇製造所:
    車体:A Goninan& Co.(ゴニナン)
      台車:日本車輌製造
    電機機器類:三菱電機
    補助電源装置:東芝
    ◇製造年・製造数:
    T形(1987年~1994年)
    368輌(4輌×92)
    G形(1994年~1996年)
    76輌(4輌×19)
    ◇運用開始:
    T形 1988年4月
    G形 1994年※
    ※2010年運用終了後、T形へ改造編入済み
  • ◇編成:
    4輌基本編成(最大2ユニット8輌迄連結)
    (運転台付制御車+電動車+電動車+運転台付制御車)
    ◇編成番号:
    Tセット:T1~T54、T57~T65、T67~T81、T83、T86、T88~T99
    EX-Gセット:T100~T110、T121~T122、T125~T130
  • ◇軌間:1,435mm(4ft.8-1/2in)標準軌間
  • ◇電気方式:架空電車線方式 直流1,500V
  • ◇設計最高速度:130km/h(営業運転時:115km/h)
  • ◇運行者:
    State Rail(ニューサウスウェールズ州営鉄道)
     ↓
    City Rail(シティレール)
     ↓
    Sydney Trains(シドニートレインズ)
    ◇運行路線:
    T1 (North Shore Western Line)
    T4 (Eastern Suburbs & Illawarra Line)
    T7 (Olympic Park Line)
    T9 (Northern Line)
    South Coast Line

 

◎編成内容
番号 D N N D 特記次項(主に車輛入替)
T1 6105 5105 5106 6106
T2 6119 5119 5141 6141
T3 6253 5253 5254 6254
T4 6136 5136 5137 6137
T5 6118 5118 5140 6140
T6 6175 5175 5176 6716
T7 6191 5191 5192 6192
T8 6217 5217 5218 6218
T9 6219 5219 5220 6220
T10 6221 5221 5222 6222
T11 6163 5163 5164 6164
T12 6247 5247 5248 6248
T13 6252 5249 5250 6250 D6249⇒D6252
T14 6251 5251 5854 6808 N5252⇒N5854, D6252⇒D6808
T15 6239 5239 5240 6240
T16 6108 5241 5242 6242 D6241⇒D6108
T17 6243 5243 5244 6244
T18 6121 5121 5122 6122
T19 6146 5176 5285 6285 N5127⇒N5285、D6127⇒D6285
T20 6101 5101 5102 6102
T21 6120 5120 5142 6142
T22 6109 5109 5112 6112
T23 6177 5177 5178 6178
T24 6147 5147 5148 6289 D6148⇒D6289
T25 6149 5149 5150 6150
T26 6151 5151 5152 6152
T27 6125 5125 5126 6126
T28 6155 5155 5156 6156
T29 6157 5157 5158 6158
T30 6159 5159 5160 6160
T31 6161 5161 5162 6162
T32 6167 5167 5168 6168
T33 6165 5165 5166 6166
T34 6169 5169 5170 6170
T35 6179 5179 5180 6180
T36 6181 5181 5182 6182
T37 6183 5183 5184 6184
T38 6185 5185 5186 6186
T39 6187 5187 5188 6188
T40 6120 5129 5130 6130
T41 6189 5189 5190 6190
T42 6211 5211 5212 6212
T43 6193 5193 5194 6194
T44 6195 5195 5196 6196
T45 6197 5197 5198 6198
T46 6213 5213 5214 6214
T47 6201 5201 5202 6202
T48 6203 5203 5204 6204
T49 6215 5215 5216 6216
T50 6223 5223 5224 6224
T51 6235 5235 5236 6236
T52 6110 5110 5111 6111
T53 6173 5173 5174 6174
T54 6205 5205 5206 6206
T57 6237 5237 5238 6238
T58 6281 5281 5282 6282
T59 6283 5283 5284 6284
T60 6225 5225 5226 6226
T61 6227 5227 5228 6228
T62 6229 5229 5230 6230
T63 6231 5231 5232 6232
T64 6233 5233 5234 6234
T65 6245 5245 5246 6246
T67 6279 5279 5280 6280
T68 6277 5277 5278 6278
T69 6275 5275 5276 6276
T70 6103 5103 5104 6104
T71 6107 5107 5108 6288 D6109⇒D6288
T72 6209 5209 5210 6210 TT test set
T73 6113 5113 5114 6287 D6114⇒D6287
T74 6115 5115 5116 6116
T75 6117 5117 5135 6135
T76 6123 5123 5124 6124
T77 6131 5131 5132 6132
T78 6133 5133 5134 6134
T79 6138 5138 5139 5139
T80 6143 5143 5144 6144
T81 6153 5153 5154 6154
T82 6171 5171 5172 6172
T83 6171 5171 5172 6172
T86 6199 5199 5200 6200
T88 6207 5207 5208 6208
T89 6128 5128 5145 6145
T90 6255 5255 5256 6256
T91 6257 5257 5258 6258
T92 6259 5259 5260 6260
T93 6261 5261 5262 6262
T94 6263 5263 5264 6264
T95 6265 5265 5266 6266
T96 6267 5267 5268 6268
T97 6269 5269 5270 6270
T98 6271 5271 5272 6272
T99 6273 5274 5273 6286 D6274⇒D6286
T100 6839 5820 5870 6840
T101 6815 5808 5858 6816
T102 6801 5801 5856 6812
T103 6841 5812 5862 6824 D6823⇒D6841
T104 6825 5813 5863 6826
T105 6827 5814 5864 6828
T106 6829 5815 5865 6830 TTU test set
T107 6803 5802 5852 6804
T108 6837 5819 5869 6838
T109 6802 5851 5806 6811
T110 6817 5809 5859 6818
T121 6807 5804 5252 6148 N5854⇒N5252、D6808⇒D6148
T122 6809 5805 5855 6810
T125 6805 5803 5853 6806
T126 6813 5807 5857 6814
T127 6819 5810 5860 6820
T128 6821 5811 5861 6822
T129 6833 5817 5867 6834
T130 6835 5818 5868 6836

【備考】
◇事故該当車輛ナンバー
運転台付き先頭車輛:D6114、D6127、D6274、OD6831&OD6832
M付き中間車輛:N5127、ON5816 and ONL5866

《P.S.》
Sydney(シドニー)のあるN.S.W(ニュー・サウス・ウェールズ)州のお隣、Victoria(ヴィクトリア)州のMelbourne(メルボルン)に、1992年3月10日より近郊電化区間向けの新型車輛として、
"Tangara"のT形編成をベースとした"4D"(編成番号:6000T+5000M+5002M+6002T) と名付けられた広軌なレール幅(※Victoria州営鉄道は1,600mm)へ対応が可能な仕様で試験投入。
早速、実際に営業運転に用いられたが、デビュー当初から幾多のトラブルに見舞われ、走行系に信頼性の問題を抱え続けたまま、結果として、量産には至ること無く、その後、2006年には"Tangara"の運行を管理している"Rail Corp"がA$168,000で購入し、オリジナルのT編成と同じ仕様へ完全復元を行う案も浮上したのですが、改修費用が想像以上の金額と見込まれる為にその後に撤回。

後年、"Tangara"車輛との互換性のあるパーツのみの回収がなされ、同州の金属リサイクル会社にて、重機のご飯(=解体)となり、僅か10年弱の短い生涯を終えております。
ある意味、"Tangara"の弟分の量産タイプが日の目を見なかったのを残念と感じたのは私だけじゃないはず。

写真は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より拝借
⇒では、お待ちかね、次項にて、いよいよ本題の模型製品の紹介を始めます💛💛💛

"Tangara Train"の模型&ラインナップの紹介

"AUSCISION MODELS"社、オーストラリア型模型のメーカーとして近年急成長な同社の製品。
発売告知は、2012年で、実際2021年5月より発売になった為、気付けば足掛け9年(;´ρ`) グッタリ
弊社も、長年、メーカーとはコンタクトをして来たのですが、メーカーの発売直前の情報ですとこの注文90%が地元系からとの旨。
オーストラリアンジョークで"天賞堂はシドニーにあるのか?"とも(゚ー゚)ニヤリ
製造は昨今のご多分に漏れず"Made in China"です。

模型本体の大きさは、1/87で、線路幅は、世界標準の16.5mmゲージで、スケール鉄道模型界ではHO(エッチオー)と一般的に呼ばれている。

今回発売の製品の種類は、全14種類で、車輛の運行管理を行っていた時代毎で3つに区分。
(1)State Rail時代=全4種
(2)City Rail時代 =全6種(※)
(※Sydney 2000特別塗装2種を含む)
(3)Rail Corp時代 =全4種

1セット4輌編成で、動力は片側の先頭車輌の1階中央部分に搭載しています。
(台車の軸間は、実寸を測ったら、27.5mm。もし?弊社にて最近大好評のコアレスパワトラでこのサイズが存在し、本製品へ標準搭載となっていたら、1階の窓からモーターやシャフトそしてフライホイール等々の駆動部品類が丸見えにならずに良かったかもしれません)
勿論!先頭車輛の前照灯&尾灯はLEDにて標準装備ですが、室内照明は標準装備の状態にはなっておりません。

写真をご覧頂くと、両先頭車輛の屋根上の連結面に搭載された金属製のパンタグラフは、実際の集電機能は不可能なダミータイプですが、とても繊細な精密度満点。
とても外国車輛向けとは感じ取れない優れモノ(♥ˊ艸ˋ♥)♬*

各セットには、専用の特製リレーラーも付属しユーザーがレール上に載せる負担を軽減したメーカー側の配慮は嬉しいですね。

では、以下に実際の模型製品を可能な限りの写真で紹介しておきます。
ご興味のある方は写真をクリックでクローズアップして、数々の魅力をご堪能ください。

⇒数量限定ですが、今なら各製品、弊社のネットショップ上での購入も可能です。
【天賞堂 鉄道模型のオンラインストア】
https://models-store.tenshodo.co.jp/
特に、現行の黄色のSydney Trains(RalCorp)塗装のセットは既にメーカーにても、現地の小売の各店舗さんですら完売状態ですので、ご興味をお持ちの皆様方は早急にアクセスし、お求め頂きますように💛
参考:【メーカーホームページ】 http://www.auscisionmodels.com.au/index.htm

⚠ 輸入製品の為、売り切れの際は何卒ご容赦くださいませ。

【おまけ】
 今回紹介の"Tangara"形車輛の模型ですが、実は約20年前に、地元の愛好家がHOサイズの完成品を少量発売していた歴史もあり、今回は関連模型の【おまけ】として、この場にて特別に紹介いたします。
模型本体に搭載の動力は、オーストラリア製造(モーター本体は日本のマシマ製)のBlack beetleを片側の先頭車輛に1個搭載し、パンタグラフはドイツのMärklin(メルクリン)社製となっています。レジン製品の為、当然?自然で、前照灯&尾灯は不点灯となっております。
ただ、"この電車"、当時よりこの様な形で模型も発売されていた過去を知れば、どれほどシドニーの人達に愛されていたのかを知ることが出来ますね。

◇KE-Wiz Pty. Ltd.製 The "3rd Generation" Train

天賞堂オンラインストアのご紹介…

昨年来の社会情勢の激変により、外出自粛による在宅勤務やテレワークによりご自宅にてお過ごしになる時間が増えた方も多くなったのではないでしょうか?
こんな皆様方に朗報を一つ💛💛💛
事実、昨年以降、弊社のオンラインストアも、日々我々の想像を遥かに超える程の閲覧数があり、またはここにアクセス頂いた後、実際に取り扱い中の各商品を幾度と無く多数ご購入いただいており、先ずは真っ先にお礼の言葉を申し上げます
⇒ありがとうございます (^3^)/サンチュ♥
アクセスした事が無いあなたも、せっかくの機会ですので、弊社がセレクトした様々な商品をご覧頂き、日々のお時間を楽しく、そして有意義にお過ごし頂ける様に、このサイトを足掛かりに、あなたの趣味をご堪能して頂けますように…💛💛💛

☆彡店舗アドレス: https://models-store.tenshodo.co.jp/
(Twitter: https://twitter.com/mokei_tenshodo)
弊社模型部門ホームページのバナーなどからもアクセス出来ます

【P.S.】
ここ数年、弊社オンラインストアにて、輸入製品を特に充実させて来ておりますが、これらの一連の製品のセレクトを行っていますのは、知る人ぞ知る"わたし"。
実際、当事国では既に完売で、今となっては"貴重"なアイテムもあるので、要チェックです。
引き続いて、これからも"世界にある面白い鉄道模型やワクワクしちゃう車輛"等々を探し求め、あなたへホットに紹介いたしますので、どうぞよろしくお願いします。

勿論!弊社の実店舗…

◇銀座本店(東京都中央区銀座3-8-12 大広朝日ビル4階)
(Twitter: https://twitter.com/tenshodo_models
◇みなとみらい店(神奈川県横浜市西区高島1-1-2 横浜三井ビルディング1階)
(Twitter: https://twitter.com/Tenshodo_Ms_151

の存在もお忘れなく!! ⇒一緒に鉄道模型をエンジョイ(・w・)

終わりに…

いかがでしたか?
今回の第31回目では、今から34年前に、"世界のどこにもない近未来的な電車"としてデビューを果たした"Tangara"形車輛を実車&模型製品共々紹介いたしました。

先の本文中にも書きましたが、日豪の各製造メーカーがタッグを組み、初竣工から既に約34年越え。
同車が数多く、今なお長らく第一線で活躍し続けられるという事は、当然、強靭で信頼性のある足腰を持っただけでなく、結果として日々実際にメンテナンスに携わる現地のメカニックの人達の熱い思いと、目に見えぬ弛まない努力、そして技術の結晶と蓄積&継承があるからだと私は感じております。

"Rome was not built in a day"
(ローマは一日にしてはならず)

今回のこの連載も最後までをお読みいただき有難う御座います
(*´∀人)ありがとうございます♪

明日からも私自身、好奇心旺盛に、地球上にある鉄道、その模型、そしてこの分野より広がる様々な事柄を求め、東西南北の各地へ向かって走り続けます。
どうぞご期待下さい!!
"Thank you very much for your read all the way through"
"It’s a great honor for me to write this program, I do think"
"Relax With Model Rail Ways!!"

(All Contents wrote by Takumi Ichikawa on 30 June 2021)

いちかわのWorld Railway

《この文章に登場する鉄道模型は、主に当社で扱っている商品ですが、連載の中には扱っていない商品もありますので、あらかじめご了承ください》

御意見、御感想などございましたら下記のアドレスまでお送りください。
shouhin@tenshodo.co.jp

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