天賞堂について About us

沿革

天賞堂は明治12年創業の銀座の老舗です。高級時計、宝飾品、また鉄道模型を取り扱っています。伊藤博文、尾崎紅葉など、明治期より各界の著名人が顧客として名を連ねていた天賞堂の名は、夏目漱石の小説や永井荷風の随筆にも登場し、当時から高級品店の代名詞として知られています。創業時は、銀座尾張町(現在のGINZA SIX周辺)に印房店としてスタートしました。その後、輸入時計、レコード、貴金属等の販売を主とした高級貴金属店として発展しましたが、そこには常に「商道先駆」の精神があって、時代を見越した新しい物を取り入れる事が天賞堂を大きく開花させていったのです。戦後(昭和48年)4丁目の晴海通りに面した社屋に移転して鉄道模型の製造販売も開始しました。当初は対米輸出が主でその為国内よりも海外で天賞堂の名前を高めました。現在では天賞堂製鉄道模型といえば最高級鉄道模型として世界中のマニアの憧れの的となっております。その晴海通りに面した白いビルの角から通りを覗いている小さな天使の像が目印。19世紀に誕生し、現在21世紀に至った当社は、これまで培ってきた信頼を守りながらも時代を先取りし、お客様につねに新しい提案をし続けています。天賞堂は銀座生まれの歴史あるブランドとして新鮮な個性を大切に大切にしています。
2019年4月に4丁目にある社屋の建て替えに伴い時計・ジュエリー売場と鉄道模型売場が別々となりました。ジュエリーではオリジナルジュエリーであるエンジェルシューズをはじめ、スイスブランドジュエリーのフラー・ジャコーなど天賞堂ならではのセレクトブランドにも力をいれております。時計については、IWC、ブライトリング等スイスブランド時計をはじめ、近年大変ご好評いただいている天賞堂オリジナルウォッチをお求めいただけます。
鉄道模型売場では、16番ゲージという規格にフォーカスし、真鍮製を作り続けてきた中で培った技術、そしてこだわりを集約した模型を取り揃えています。また、2006年から販売開始した「カンタム・システム」を搭載した鉄道模型は、国内で当社のみでの発売となっています。リアルなサウンドは、昔からの鉄道模型ファンはもちろんのこと、これまで鉄道模型に触れたことがなかった層からも高い関心を集めています。また、天賞堂社内の商事部門では、企業向けの記念品やセールスプロモーション商品などを企画からデザイン、製作まで各企業様の”顔”づくりをお手伝いしています。

天賞堂の歴史

1879年(明治12年)
印房店として尾張2丁目(現在の銀座シックス)に創業。
1882年(明治15年)
日本で初めて貴金属品の通信販売を展開。
1889年(明治22年)
スイス・アメリカの時計の輸入販売を開始。
1890年(明治23年)
明治天皇の御璽を賜る。(純金製で白文にて睦仁の二字を奉刻した)
1891年(明治24年)
日本で初めてダイヤモンド・サファイヤ・ルビーなどの高級宝石輸入販売を開始。
商品の保証制度の実施も日本初。新聞、雑誌に時計、宝飾品のの広告を掲載。
伊藤博文ら著名人も顧客として名を連ね、読売新聞で「金色夜叉」を初版出版した、尾崎紅葉ら文士も足繁く通う。夏目漱石著『野分』『虞美人草』にもその名が登場。
1894年(明治27年)
明治天皇銀婚式の献上品として、純銀置物を内務省(宮内庁)より承る。
1901年(明治34年)
大正天皇のご婚約献上品を内務省(宮内庁)より承る。
1903年(明治36年)
アメリカコロンビアの東洋一手販売権を得、日本で初めてレコード・プレーヤーを販売する。
1904年(明治37年)
アメリカの雑誌「ザ・キーストーン」の記事に紹介される。
1913年(大正02年)
高級インポートウォッチ「ナルダン」「ティソ」「ゼニット」の日本総代理店となる。
1919年(大正08年)
腕時計の直輸入大量販売の結果、天賞堂が全国時計輸入額の70%を占める。
1922年(大正11年)
ジラール・ペルゴーの代理店だった当社は「平和記念東京博覧会」で出品した時計を表彰される。
1931年(昭和04年)
日本で初めて電気時計を販売する。
1946年(昭和21年)
現在の場所に本店を移動。
1949年(昭和24年)
鉄道模型の販売をはじめる。
1951年(昭和26年)
自社工場にて鉄道模型を生産しその優秀な技術が国内外に認められる。
時計の無料検査サービスを実施。
1952年(昭和27年)
トヨタ自動車(株)へ、1970年まで大型自動車模型を各種納入。
オメガ・レマニアの輸入代理店となる。
1955年(昭和30年)
第一回東京国際見本市に鉄道模型ブースを出展。
1956年(昭和31年)
立川米軍基地に出店。
1960年(昭和35年)
スイス・チューリヒで創業100年を超える伝統と実績のある老舗時計店「チユーラー」と提携。
1962年(昭和37年)
青梅鉄道公園の全展示品製作、交通科学博物館へ飛行機、大型鉄道模型納入。
1964年(昭和39年)
科学技術館へ大型鉄道レイアウト他、実物大模型等各種納入。
東京オリンピックの公式記念メダルを日本陸上連盟より製作依頼を承る。
明治100年記念メダル販売。空前のメダルブームが起こる。
大相撲内閣総理大臣杯制作。
1965年(昭和40年)
日産自動車(株)へ大型自動車模型各種納入。
1967年(昭和42年)
ケーディー社取引開始。
東京都より鉄道模型製品が優良輸出商品の認定を受ける。
1968年(昭和43年)
ワールドレディースゴルフチャンピオンシップの記念品として、ダイヤ入り金製パターを納入。
1972年(昭和47年)
現在の社屋が竣工する。
1974年(昭和49年)
新宿住友ビル支店オープン。
1975年(昭和50年)
空前のゴルフブームを迎え、各ゴルフ場より記念カップの製作を承る。
1977年(昭和52年)
総理府に国民栄誉賞制作納入。
1985年(昭和60年)
第一次リニューアル。
1986年(昭和61年)
カナダ・バンクーバー世界交通博覧会日本館のHO鉄道大ジオラマ製作。
1988年(昭和63年)
アラン・シルベスタイン・デザインのフランス革命200年祭オフィシャル時計を輸入販売。
1996年(平成08年)
オメガ腕時計販売個数日本No.1
1997年(平成09年)
11月にリニューアルオープン。天賞堂のシンボル、天使像を設置。
2000年(平成12年)
HBf舞浜イクスピアリ店オープン。
模型部50周年事業の一環として、創業以来の製品を収録した「Tenshodo BOOK」を発売。
横浜店リニューアルオープン。
天賞堂のシンボル、天使像が横浜店にも登場。
全国で21店舗が加入する「オメガクラブ」認定店。
2001年(平成13年)
機械式時計にしか搭載出来なかった究極の機構をクオーツムーブメントで実現させたオリジナルウォッチ「天賞堂グランドコンプリケーション」発売。
2002年(平成14年)
オリジナルウォッチ「デュアルタイムアラーム」発売。
天賞堂初の機械式時計「ワールドトラベラー」を発売。
2003年(平成15年)
初のプラスティック製量産鉄道模型「500系新幹線電車」発売。
長年銀製品を手掛けてきた当社が「シルバーパター」を開発のうえ発売。
2004年(平成16年)
創業125周年を記念して、ジラール・ペルゴ社の「ビンテージ1945」基に、ダブルネーム時計を発売。
「天賞堂グランドコンプリケーションスポーツモデル(10気圧防水)」発売。
ETA社製機械式ムーブメントユニタスcal6498使用オリジナルウォッチ 「グランデイト」発売。
2005年(平成17年)
新宿住友ビル支店、オークタワーに移転、リニューアルオープン。
2006年(平成18年)
実物のサウンドを搭載した鉄道模型「D51半流線型」発売。
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表チーム優勝記念チャンピオンリング製作を承る。
2007年(平成19年)
スイス・エタ社メカニカルムーブメントを採用したオリジナルウォッチ「シンプル・ゴールド」「シンプル・ベーシック」発売。
オリジナルウォッチ「グランドコンプリケーションピンクゴールド」発売。
2008年(平成20年)
「ビジネスアラームⅡ」発売。
スイス・エタ社バルジューCal.7750メカニカルムーブメントを採用したオリジナルクロノグラフ「プレステージ」発売。
2009年(平成21年)
当社初のサウンド付き船舶モデル 1/500スケール青函連絡船を発売。
創業130周年を記念してゼニス社とのコラボレーション・ウオッチ、「クラス・エリート」を4機種65本限定発売。同じく130周年記念としてユリス・ナルダン社とのコラボレーション・ウオッチ「サン・マルコ」を25本限定発売。またこのユリス・ナルダン記念モデル発売に伴い大正時代に製造された戦艦三笠搭載の同社製マリンクロノメーター(船舶時計)の修復事業を行う。
「パワーリザーブ・バイ・テンショウドウ」発売。
第2回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表チーム優勝記念チャンピオンリング製作を承る。
日本型Zゲージ蒸気機関車 D51形を発売。
模型部60周年記念モデル EF58 60号機 お召仕様を発売。
2010年(平成22年)
「グランドコンプリケーション・ヴァンダイク」発売。
漆文字盤時計「J-FACE」発売。それにともない「若手漆工芸家による腕時計文字盤作品展」を開催。輪島、金沢周辺の漆芸家の作品およそ100点が展示される。
天賞堂初のサウンド付き艦船モデル 1/500スケール「戦艦三笠」発売。
2011年(平成23年)
PremiumZ スターターセット発売。
「Tenshodo BOOK」以降の製品を収録した、「Tenshodo BOOK 2000-2010」発売。
2012年(平成24年)
原鉄道模型博物館直下にみなとみらい店をオープン。
2013年(平成25年)
「ソーラーウェーブクロノ」発売。
2014年(平成26年)
経済産業省支援事業「JAPANブランド伝統工芸文字盤展」を開催。工芸家による作品
およそ80点展示される。
創業135周年を記念してジラール・ペルゴ社の「ビンテージ1945」コラボモデルを発売。
銀座本店1階、地下1階リニューアル。
オリジナルウォッチ初となる機械式クロノグラフ「ヒストリカルクロノグラフ」発売。
2018年(平成30年)
漆文字盤時計「J-FACE」に漆芸技法である沈金をあしらった新たなシリーズが発売。
2019年(平成31年/令和元年)
創業140年の節目に天賞堂ビル社屋建て替えのため、時計・ジュエリーと鉄道模型の
店舗が別々になる。
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