スイス製の輸入時計をメインに扱っており、国産品ではセイコー、シチズン。あとは天賞堂のオリジナルウォッチというラインナップになります。オリジナルウォッチに関しては「高品質な時計を良心的な価格で」という考えに基づき、2001年から販売を開始し、徐々にアイテムを広げてきました。最初は40代50代をターゲットにしていましたが、現在では、30代でも、こだわりを持っている方を中心に売れていますね。おそらく、雑誌広告やホームページをご覧になって、来店されているのだと思います。

スイス時計はメーカー主導の部分が大きく、向こうで作った商品を仕入れて販売しています。「バーゼル・ジュネーブ」という国際時計展があり、それが開催されるのが毎年1～3月。そこで新作が発表されます。日本にデリバリーされるのが、その年の夏以降とだいだいのスケジュールが決まっていますので、新作導入にあわせて天賞堂でもフェアを開催します。たとえば11月～12月には、ブライトリングやIWCなどのフェアを開催することが、お客さまにも浸透しつつあります。個人的には「我」の強い腕時計が好きですね。好き嫌いがはっきりわかれるような商品のほうが、万人受けするものよりも魅力を感じます。主張したがりなんでしょうか（笑）。