

今の若い人たちはクルマにあまり興味を持ちませんよね。正直申し上げてその感覚は私にはわかりません。世代・世代で持っている感覚が違うから、それに基づいて販売の仕方も変えていかなければなりません。ホームページだけでなく、携帯電話で情報を頻繁に取り込む方もいますし、そういうツールを活用しながら、尚かつお客さまの要望を探りながら、商品を提案していくことが必要です。接客というのは人と人とのつながりだと確信していますが、コミュニケーションをあまりとりたくないという若い方もいらっしゃいます。これからの時代、そういう方々も天賞堂のお客さまになっていただきたいと思いますので、いろんな販売手法を考え、最善の形で提供していけたらと考えます。130年以上の歴史がありますが、それでも努力を怠らず、常に新しいことにチャレンジするのが天賞堂の本来あるべき姿でしょう。一方で、自分が入社する以前からのお客さまもいらっしゃいますので、そういう年配の方々とはギャップを感じさせないような接し方を心がけていきたいですね。
初めて天賞堂を訪れるお客さまの中には、銀座の老舗という部分にあこがれて来店される方もいると思いますが、二度目には、販売員を指名して訪れることが多々あります。こからも、お客さまに頼られるような関係を築いていきたいと思います。
