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模型サイト いちかわのWorld Railway 第11回東風11型ディーゼル機関車 (中国)

天賞堂製品ミュージアム

いちかわのWorld Railway

はじめに

"Welcome to this program"
"This is Takumi Ichikawa"
"How are you?"
"How was your hobby life??"
"Anybody, Let's enjoy in this program"
"Come November 2002"

"大家好"
コンピユーターとインターネットというメカを導入し、私自身も気付けば、何やら1年目を迎えてしまいました。
高度情報化社会の本格的到来の今日では、私たちの情報収集環境を大きく変化させ、広く、遠い世界のありとあらゆる事件と出来事を瞬時にして近く、そして身近な存在にしている気がします。
メカ導入以前の私は、正直に申し上げれば、これらに対して、アレルギー体質的な感覚を持ち、"キーボードを打つ猿にはならないよ〜"などと、とても否定的な人種の一員でした。
しかし、その後における世間一般の大きな変化の流れを強く感じ取った私は、この時までのこれらの否定的な感覚を完全に自分自身の中でひっくり返し、また合わせて、"やるだけやってみる!"とのチャレンジ精神(少々オーバーな表現かな?)を、これまた自分の中でムクムク沸きあがらせてしまい、結局、導入し、結果として、今日まで継続してしまったいきさつがあります。
世の中にある、すべての物事を否定的に思い、感じ、考える。それはそれで大切なことかもしれません。しかし、わずかであろうとも、それらを肯定的な思考へと変化させ、その後において、少なからずであっても飲み込む努力(=上手に利用する行為)も必要ではないか?なんて感じております。皆様は、この考え方につきまして、いかがお感じでしょうか?
さて今回で第11回目となりましたこのプログラム、いちかわのWorld Railroadでは、先日、国交正常化30周年を迎えました中国という大国に、スポットライトを当てて見ようと思います。
前回までの流れと同様に、このプログラムの許す限り、この国の基礎知識の習得からスタートし、実際の鉄道、そしてこの国の鉄道模型製品につきまして、私なりで大変恐縮ですが、ご紹介したいと思っております。
それでは・・・・・

Let's Reading!!

第11回目  東風11型ディーゼル機関車

1.中国とは?(How do you feeling this country?)

聞きなれた、日本国内の某大手飲料水メーカーが発信している、お茶のテレビCM(コマーシャル)は、中国4000年の歴史とされておりますが、この国の正式な建国は、1949年。完全な名称は、中華人民共和国です。(英語名CHINA)
アジア大陸の東部に位置し、国土面積が956.1万平方キロメートルで、世界第3位の社会主義国家である。(※台湾は除く)人口は、わが国の総人口、その約12倍となっており、12億人の堂々たる世界第1位の大国となっている。
首都は北京(ペキン)。4直轄都市、23省、5自治区、そして1特別行政区からなる区分で国家を形成している。
この国における標準的な言語は、北京を中心とした所謂北京語ではあるようだが、上海語などの別言語などもあり、また内陸部の各地域を訪れると、沿岸都市地域では、決して聞きなれないような言語を使う人々らに出会う場面もあり、少数民族が寄り集まった多民族国家なんだ!なんて感じてしまうのは、私のみではないはず。
産業は、建国以来の人民公社主導による農業と数々の工業。
特に工業の分野では、自力更生の発展目標をコツコツと推進し続け、合わせて、欧米、そして日本からの数知れずの援助と技術導入により、21世紀の今日においては、その努力が確実に実を結んだようで、ここ数年来における国際社会の間では、"中国は世界の工場"とまで表現される程に強力な力を確保した。
しかし、他方、いくつかの諸問題も国内外には、存在しているようです。
特定分野のみからで恐縮ですが、ここ最近、私の耳に入ってきた主だったものをあえて2つ上げるならば・・・・・
① 国の経済成長率(年実質成長率は、8%ではなくその半分の4%ほどらしいが・・)が著しく上昇したことによる、沿岸地域と内陸地域とのさらなる経済格差。それに伴う、急激な人口流動の問題点。(=内陸の貧困な土地を捨て、沿岸地域に移住する多くの人々=その一部は、近隣諸国への不法な流入)
② 2001年12月11日付でWTO(世界貿易機構)に加盟したにも関わらず、他国との貿易協定違反の数々・・等々。
とにかくごくごく当たり前の常識なのかもしれませんが、この国にもやはり表と裏、プラス面とマイナス面の両方の顔が存在しているんですね。
これから、この大国はどのように変化し、成長、そして近隣各国とお付き合いしていくのでしょうか?
今後も、たぶん私自身は、日本からですが、出来る限りこの国を眺めて行くことでしょう。

2.中国の鉄道について・・・・・

1949年の建国以前とその後では、鉄道敷設の取り組み方が少々異なっております。
建国以前は、欧米列強の利権争いの下、各国が競い合って鉄道を計画、建設そして運行して来た経歴があります。
建国から26年間の間は、中国がそれまで習得してきた技術と共に、当時のソビエト連邦(現ロシア共和国)を中心とした、東側諸国の多数の多額な援助にて、そして1975年から始まった国の改革開放政策下以来〜現代までは、先進諸国の鉄道技術および資金援助等により、さらなる路線延長が進んだようで、そのことはその後における鉄道による輸送量が飛躍的にアップし、特に都市間における列車到達時間の大幅な短縮も行えたようだ。
この国では、主要都市の公営交通(地下鉄や路面電車等)は、各都市の公社が独自にその管理と運営を行い、それ以外の路線については、中国鉄路と呼ばれる、鉄道省直轄管理の鉄道部(本部=北京)による完全な、国家経営となっております。
組織は、北京にあるこの本部を中心に、14の鉄道管理局(鉄路局)があり、その下には56にものぼる分局があります。
2002年現在、中国鉄路の路線総延長は、約68.000kmとなっており、そのうち複線化率は約34%、電化率は約27%で、勿論レール幅は、世界標準軌間の1.435mmが採用されております。(写真1)
近い将来の事業計画には、基本的に、電化率アップと列車の高速化が各地域でさらに推進される予定となっておりますが、これらと合わせ、特にピカ一的なビックニュースは、今なお、在来線の特急列車で、14時間あまりかかっている首都・北京〜上海間に、5時間あまりで結ぶ高速鉄道が、そして初のチベット連絡のための青蔵鉄路(ゴルムト〜ラサ間約1.925km)の建設が予定されており、今後ますます変化し、発展するであろう、この国の鉄路です。


(▲写真1)

3.東風11型ディーゼル機関車の基礎知識・・・・・

中国の鉄道、この国に属する機関車群の名前、その由来は、登場した時々の世相および時代背景を最大限に現すような形で、他の国々の形式決定とは、少々毛並みの異なった感覚で命名します。
この東風という名前もそのひとつです。革命の力や勢いといった超ストロングな比ゆ的表現。そして、東風に続く数字は、単純に11番目に登場した機関車ということ。(※ちなみに東風Ⅰ型は、1962年登場です。)
1992年の登場以来、毎年増備が続き、160km/hの高速運転が可能で、2000年現在では、270両も配置されており、車体長22m、高さ4.7mと、車体共々偽りなき、大型高速ディーゼル機関車です。
近年、上海地域を走るこの機関車には、欧米先進国の流れに大きな影響を受けたのか?車体側面にデカデカと中国式漢字と数字を羅列した広告色のものも登場し、さながら動く広告塔の役割をするなどして、活躍中です。(少々ケバイっす!)
最後になりましたが、東風11型機関車の具体的なデーターを紹介しておきます。(どうぞ写真2ともども参考にして下さい。)


(▲写真2)

●形式   東風11型(DF11)
●軸配置  Co−Co
●駆動方式 電気式ディーゼル機関
●出力   3.610Kw
●重量   138t
●車長   22,000mm
●車高   4,700mm
●最高速度 160km/h
●所属数  270両(2000年現在)
●製造初年 1992年度
※参考文献「アジアの鉄道おもしろ事情」(高橋 敏昭著)(株)山海堂刊 他

4.東風11型ディーゼル機関車の模型・・・・・


(▲写真3)

(▲写真4)

(▲写真5)

模型ファンの皆様、大変お待たせしました。
この機関車の模型製品は、実車が活躍する国と同じ、その土地にある、最大手の模型メーカーの、BACHKMANN社(中国)から、高級バージョンのSpectrumシリーズとして、HOゲージ・1/87スケールにて、今から2年ほど前に発売されました。
日本国内においても、外国型の模型製品を取り扱っているお店のショーウインドに並べられ、販売していた光景を見た方々も多かったんじゃないか!などと思っております。
当初入荷した分は、あっという間に完売となったようで、その後に再入荷した種類は、東風11型の試作機(車体色=赤+クリーム)と、車体色こそは、青+クリームだが、特定番号の京局京段所属の160号機という、所謂、中国鉄路が発注した特別な限定製品のようです。(写真3参照)
さて、手元にあるこの模型をじっくりと眺めてみましょうか!
今回は、今現在、店頭にて発売中の京局京段160号機を中心に取り上げます。(写真4参照)
まず、車体を手にとれば、ズッシリ〜とプラ製品にもかかわらず重たい感覚があります。車体全体の塗装、そして正面と側面にある各マークのタンポ印刷が、とても美しく再現されており、ひとしきりの感動を覚えます。(写真5参照)
片側の正面ガラスを除けば、運転席には、しっかりと機関士さんまでも載っており、鉄道模型の楽しさを、さらに一歩追求した感があります。
台車周りもひとまずは、価格から見れば十分に納得でき、走行させれば全軸駆動のため、家庭内の少々不安定なレール環境下での運転であろうとも、十二分に安定した走行を楽しめます。(中国大陸走破の長編成の再現だってできる、牽引力さ!)
最後に、東風11型ディーゼル機関車のラインナップと価格を紹介します。(※なお、紹介の製品は現在購入可能なもののみとし、これらの価格については(株)天賞堂のものをベースとします。)
●BACHMANN・CHINA

① 東風11型ディーゼル機関車
京局京段所属160号機
(車体色=青+クリーム)  ¥16,800(税込)
② 東風11型ディーゼル機関車
中国鉄路部試作機型
(車体色=赤+クリーム)  ¥16,800(税込)

終わりに・・・・・

いかがでしたか・・・・・? 今回の第11回目では、ご近所の国のひとつである中華人民共和国、この国をもとに、ここ数年来、看板的存在となって来た、ディーゼル機関車、東風11型につきましてご紹介させていただきました。
最近、日本国内にて、飛び交っているニュースは、以前にもまして近隣諸国の社会情勢が中心の報道となってきているように感じております。
また、私たち鉄道模型ファンにとりましても、一昔前では、決して考えられなかったような、アジアの鉄道模型製品が続々と発売されてきております。
これらの流れは、ワールド・ワイドにこの趣味を楽しんでいらっしゃる方々にとりましては、絶対に良い状況下だと感じております。(←自分のことじゃないの?)
とにかく、もし?今回の東風11型の模型製品が欲しくなった方がおられましたら、お近くにある取り扱いのあるお店や天賞堂各店にぜひいらっしゃってくださいね。店のショーケース内には、新たなる夢が一杯詰まっているかもしれませんよ!!
(Look at → 左写真)

明日からも私自身、好奇心旺盛に地球上にある鉄道、その模型を求めて、元気に北に南に走ります。(どうぞご期待下さい!)
"再会"
"明朝会"

"Thank you very much for you reading this program"
"It's great honor for me to write this program, I think"
"Relax With ModelRailways!!"

《この文章に登場する鉄道模型は、主に当社で扱っている商品ですが、連載の中には扱っていない商品もありますので、あらかじめご了承ください》

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