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模型サイト いちかわのWorld Railway 第27回 D51形蒸気機関車(日本)

天賞堂製品ミュージアム

いちかわのWorld Railway

はじめに

“Welcome to this program” “This is Takumi Ichikawa” “How are you?” “How was your hobby life?” “Anybody, all aboard on the program”

“The darkest place is under the candlestick“

「新緑の候」

2016年5月となりました。この度、熊本地方の地震により被災された皆様方に謹んでお見舞い申し上げます。旅行で訪れ、この春引退した熊電の“青ガエル”こと5101A形車輛引退の記憶も新しいあの地での突然の震災。まだまだ信じられない気持ちで一杯ですが、一日も早く余震がおさまり、復旧されますようにと、心よりお祈り致しております。

さて、爽やかな風が吹く、とっても過ごしやすい良い季節がやってきました。ひと時でも、都会の喧騒を忘れ、心身共にリフレッシュをするべく、私は久しぶりに某公園を訪れ、ゆっくりと歩き、軽めの森林浴を堪能。

実は、この園内にも、ひっそりとたたずみ、この季節特有の青々とした木々に囲まれながら、余生を送っている黒い巨体が置かれております。実際、近くに寄ってみれば、改めて“大きいな”と感じ、眺めれば眺め続ける程、たくさんの貨車を引き、レール上を驀進した力強い姿を想像し、生きたリアルな音もだんだんと聞きたいとの思いに駆られてきちゃいました。

・・・・という事で、今回の第27回目の“いちかわのWorld Railway”では、このD51蒸気機関車につきまして、実際の車輛&該当の模型製品についてですが可能な限りの紹介をさせて頂きます。
今回の連載につきましても、私なりの感覚や視点を主軸として精一杯頑張ってこの筆(キーボード)を進めてまいります。どうぞ最後までお付き合い下さいますように・・・・

それでは・・・・Let’s Reading!!

D51蒸気機関車について・・・


このD51(デコイチorデゴイチ)形蒸気機関車は、昭和初期のこの時代に逼迫気味であった、鉄道貨物輸送の需要に対応すべく、国鉄(日本国有鉄道)の前身である組織の鉄道省が設計&製造を行った、我が国で今なお1形式の最大両数(1184台)の機関車。設計主任者の島秀雄氏は当時“多くの形式の設計を手掛けた中でも一番の会心作”と同機については語っていた。性能等などは大正生まれの同じ軸配置(2-8-2 1D1=ミカド)のD50形蒸気機関車と同等としながらも、ボイラー使用圧力を14kg/㎠と昇圧し、シリンダー径を縮小させ牽引力の増大を行っており、我が国初のボックス動輪を本格採用した近代設計の機関車である。

落成後は、四国エリアを除く全国津々浦々の東西南北の幹線・亜幹線で大活躍をしたが、重い軸重の為に、その多くは東海道本線や山陽本線そして東北本線の幹線貨物での輸送が中心でもあったのだが、急こう配の多い路線(中央本線(含む中央東線&中央西線)、“山線”区間(函館本線:長万部~小樽間)や羽越本線の平坦路線等々では急行などの優等旅客列車の任務にも就いた事は大変興味深い。

ただ、その後には電化区間の延伸やディーゼル機関車の導入により、余剰廃車が1967(昭和42)年頃から出始め、年々在籍両数は減り続けていったのだが、1960年代~1970年代の所謂、「SLブーム」の到来により、多くの国民の注目を一手に引き受けた看板的な蒸気機関車でもある。(日本国有鉄道(国鉄)としての蒸気機関車牽引の貨物列車は、1975年12月24日夕張線でのD51 241号機が最後)

全車引退の後には、人気者らしく、数多くのD51が日本各地の公共施設(公園)等々へ譲渡され、その多くはしっかりと管理がなされての静態保存中ですが、今なお本線での実際の走行が可能な動態復元機としては、皆様もご承知のJR東日本旅客鉄道(株)が所有している498号機が有名。1988年12月23日の復活デビューの時より既に27年もの間ずっと本線にての活躍をし、数々のイベント列車の牽引機として多くの人々の注目を一手にひき受け続けています。今後も同社の動態保存蒸気機関車のC61 20号機と共に代表選手として、様々シーンで素晴らしい走りを私達に見せ続けてくれる事でしょう!!そして、2016年秋にはD51 200号機がJR西日本エリア内の本線運転で復活予定との事で、ますます目が離せなくなりますね。

【追記】
このページのお題目は、“いちかわのWorld Railway!!となっている為、私自身の趣味的な視点を若干でも含めておかなきゃ既存の切り口と異なると感じ・・海を渡ったD51についても簡単に書き綴っておきます。

当時は、日本国本土以外、所謂“外地”と呼ばれたエリア[樺太(恵須取鉄道)、胆振縦貫鉄道、日本窒素(海南島)、台湾総統府鉄道(台湾鉄路管理局)、ソビエト連邦&国連軍(韓国鉄道庁)]にも同じ形式が多数送られ、長年に亘ってそれぞれの地域でも活動をしたが、今ではこれらのほとんどが引退の時を迎え、日本国内にて活躍していた多くの仲間らと同じように、解体や静態保存といった流れとなったようですが、後年、樺太では唯一4号機が復帰をし、観光イベント向け列車として運行がなされ、2006年頃までは日本人向けの特別ツアーなども多数企画がされていたようです。

しかし、この機関車の補修部品も無くなった現在(2016年)では、残念ながらユジノサハリンクス駅構内に置かれたままで、往年の姿をさらけ出したまま。また中華民国(台湾)国内では、1984年3月に除籍され、長年他の蒸気機関車と共に大切に静態での保存がなされていたが、D51(現地形式:DT650)の4台内の1台(DT668号機)が、2010年12月に見事に復元され、民国100周年記念の2011年11月1日に復活運転が行われ、動態復元となり、今でも台湾鉄路上にてその姿を見ることが可能である事は大変嬉しく感じています。

製造年:
1935(昭和10)年~1950(昭和25)年
製造両数:
1,184両 ※1参照
製造所:
川崎車輌、汽車製造、日立製作所・浜松工場、日本車輌製造・大宮工場、三菱重工業
軌間
1067mm
全長
19,730mm
全高
3,980mm
全幅
2,800mm
最大軸重
14.30t
運転整備総重量
125.77t

※1=内訳
1,110両 (鉄道省→日本国有鉄道) 日本国(全国)
5両 (胆振縦貫鉄道→鉄道省) 日本国(北海道)
37両 (台湾総督府→台湾鉄路管理局) 中華民国(台湾)
2両 (国連軍→韓国鉄道庁) 大韓民国(韓国)
30両 (サハリン州鉄道) ソビエト連邦

D51蒸気機関車の模型について・・・


レイアウト写真:村草 徹

突然?ですが、D51形蒸気機関車と聞いてあなたは何を思い浮かべますか?

→実際に動いていた(いる)お姿でしょうか?

→馴染みのあった特定番号機?

→自宅や職場近くの公園にある保存機?

→模型メーカー各社から発売されている製品でしょうか?

1115両(1184台)と大変数多い機関車の為、千差万別でしょう。 このD51形蒸気機関車ですが、今日まで、長年、各模型メーカー、各スケール、そして色々な材質で、多くの形態、種類、時代&仕様が発売となっており、 個々の模型ユーザーの皆様方のお手持ちのD51は、お好きな方々のハート♡をがっちりと掴んで、離さない?離れられない愛すべき存在となっているのではないでしょうか?

この度、このページにて紹介をさせて頂きます天賞堂のD51は、実車の音源を生で収録を行い、本物と同水準、いや!模型運転時には最高レベルのリアルな音(サウンド)を、皆様方のお手元のレール上で表現をする為に、弊社の担当部署の専属スタッフらが開発に際し、熱い気持ちを持ち続けながら、努力と根気(根性)を重ねに重ね合わせた暁に完成させた“こだわりの一品”であります。(左の写真は作業中の1コマ)

最新製品は、特に汽笛、ドラフト音、ドレイン音等々のサウンド関連では、前作よりも格段に技術の進歩をしているのが“きっと”お分かり頂け事と思います。カンタム製品としてのD51は、今回で3作目となりますが、全7種類のラインナップで発売し、各仕様の細密化についても勿論!納得のいくディテールとなっています。

“近いうちに銀座へ!またはみなとみらい店、または取扱いのお店へお越しになられ、リアルサウンドの音に聞きいって下さい!!”

終わりに・・・

いかがでしたか・・・・・?

今回の第27回では、リアルなサウンドで“大”好評な弊社のカンタム製品、この最新作のD51形蒸気機関車製品につきまして色々と紹介しました。

この冒頭に書きました・・・・
“The darkest place is under the candlestick” の日本語訳は、ご存じの「灯台下暗し=人は身近なことには案外気がつかないものだというたとえ」であり、結局、日常ごくごく当たり前にある物事については、認識が薄くなりがちであり、魅力もついつい忘れてしまう・・・・。

“そうだ!明日会社へ行き、D51を動かして、音を聞いてみよう!!”

明日からも私自身、好奇心旺盛に、地球上にある鉄道、その模型、そしてこの分野より広がる様々な事柄を求め、東西南北の各地へ向かって走り続けます。

どうぞご期待下さい!!

“Thank you very much for your read here all the way through”
“It’s a great honor for me to write the program, i do think”
“I hope you enjoy you visit the site but if you’ve a comments,suggestion or addition, i welcome to them”
“Relax With Model Railways”
(All contents wrote by Takumi Ichikawa on 10,May 2016)

《この文章に登場する鉄道模型は、主に当社で扱っている商品ですが、連載の中には扱っていない商品もありますので、あらかじめご了承ください》

御意見、御感想などございましたら下記のアドレスまでお送りください。
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