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模型サイト いちかわのWorld Railway 第14回 ICE1 (ドイツ)

天賞堂製品ミュージアム

いちかわのWorld Railway

はじめに

"Welcome to this program"
"This is Takumi Ichikawa"
"How are you?"
"How was your hobby life?"
"Anybody, Let's enjoy in this program"

"Come February 2003"
"Ich freue mich sie Kennenzulernen"

毎年恒例行事となっている、ドイツ・ニュールンベルクのトイメッセも先日、無事終了したようです。欧州型の模型を楽しまれていらっしゃる皆様は、日々だんだんと届く、これらのニュースに熱い眼差しを向けられ、そして、まだかまだかといろいろな魅力ある製品の到着を心待ちになされていらっしゃるのではないでしょうか?
"心惹かれる情報は、ございましたか?"
そして"今年は、何を購入のご予定ですか??"
さて、今回の第14回目では、上記の事柄にちなんで、ドイツ鉄道の誇る看板的な存在の列車であるICE1にスポットライトを当てて見ようと思います。
前回までと同様に、今回も、この国の基礎知識の習得からスタートし、実際のICEのこと、そして模型製品につきまして、私なりで大変恐縮ですが、ご紹介したいと思っております。
それでは・・・・・

Let's Reading!!

第14回目 ICE1 (ドイツ)

1.ドイツ連邦共和国とは?(基礎データ)

まずは、この国についての基礎知識の習得からです。
(以下参照)

●ドイツ連邦共和国 (独語表現=Bunderepublik Deutschland)
(英語表現=Federal Republic of Germany)

●首都 Berlin(ベルリン)
●国土面積 約35万6,733平方キロメートル
●人口 約8,206万人
●国花 ヤクルマスソウ
●宗教 プロテスタント・カトリック教
●主要言語 ドイツ語
●通貨単位 ドイツ・マルク(注釈1)
●独立年月 1990年10月※41年ぶりの東西統一の年
●国連加盟年 1973年9月
☆ミニメモ (注釈1)2002年1月より、欧州統一通貨単位であるEURO(ユーロ)が実質上の通貨となっております。なお、最新の情報等の入手につきましては、ドイツ政府観光局(http://www.tabifan.com/Germany/)にても知ることができます。

2.ICE1について・・・・・

今から12年程前、1991年の夏ダイヤを目前に控えた5月、FrankfultHbf(フランクフルト中央駅)に初お目見えしたのが、このICE1です。
本格的な運行開始日は、それから約1ヶ月後の同年6月2日からでした。
わが国初の高速鉄道である東海道新幹線(1964年)の開業、そして、1981年に同じ欧州の国である、フランス・TGVの本格的な運行に影響を受け、遅れること約10年、ついにドイツにも250km/hという速度を標準とした列車がこの日から動き始めた。
もともと、1980年代まで欧州各国のなかで時速200km/hという速度を確立化し、実用化していた国は、数少ない。(1976年の英国・HST125列車が最初)
勿論、ドイツのほとんどの優等列車群も、この水準に当てはまっていたようですが、当時は、ドイツのみならず欧州各国の鉄道経営自体が、斜陽期の真っ只中であり、苦しき環境下のため、いろいろな突破口を模索しているような状況でした。
(原因のひとつとされているのは、航空機輸送の充実や高速自動車網の整備が急速に進んだため、多くの旅客がこちらに流れてしまったからとされている)
さて、以上のことから、"ドイツにも新型の高速鉄道と列車を・・・"というような自然な流れとなり、まずは、DB(旧西ドイツ国鉄)内において、専門の研究プロジェクトチームを設置、1985年にICE Experimental(略称・ICE−V)というプロトタイプの試験列車を製造した。
数年間にわたって、各種調査といくたびの実験を行った後、ついに本格的な量産タイプである、このICE1という列車が完成の運びとなったのである。
このICE1の製造工程順序では、1989年に動力部分である両先頭機関車を、翌年に追って専用の客車を製造し、結局、60編成が作られた。
1994年6月〜12月の半年間には、ドイツを離れ、海を渡り、アメリカ合衆国の旅客輸送組織・Amtrak社にまで貸し出され、導入のためのデモンストレーションも行われた編成もありました。(このデモンストレーション車両は、8両編成でした)
以前、このプログラムの中でもご紹介させていただきましたが(要参照・第4回目)、1994年1月、旧西ドイツ国鉄から民営ドイツ鉄道への大掛かりな組織変更にともなって、ICEも、勿論、車体サイドのDBロゴに変更が行われた。
そしてさらに、1998年頃から始まっている、国内のIC(インターシティ)客車の単一塗装化、その影響により、(このICE1も登場時と比較してみれば)若干、外装の変化がなされております。
なお、ICE1の編成両数は、前後の機関車を含み12〜14両が基本ですが、欧州という場所柄、今日までの間、その時々において両数の増減がなされてきたようです。

〔参考例:14両編成の場合〕
○前後の機関車=2両
○1等客車=3両(144席)
○2等客車=8両(501席)
○ボードレストラン客車=1両(24席)

またその後、ICE1をベースに開発された、ICE2、ICE3、ICE−TそしてICE−Dといった発展型の仲間も続々と投入され、仲間を増やし続けていますが、今なおドイツ鉄道の看板列車として、第一線にて大活躍中です。
最後になりましたが、ICE1に関する基礎データをご紹介しておきます。(どうぞ参考になされて下さい。)

ICE1の製造数(1998年6月3日に起きた北ハンブルグ事故車両数も含む)

◎動力機関車 計120台
◎専用客車の内訳
▼区分 ▼両数
●1 Klasse (Avmz801)1等車 199両
●2 Klasse (Bvmz802)2等車 400両
●2 Klasse (Bvmz803)2等車 60両
●ボードレストラン車(Wsmz804)レストランカー 60両
計719両

② 動力機関車&客車のデータ

動力機関車 (Class401)
●車体長 20.56m
●車体幅 3.07m
●高さ 3.84m
●ボギー間 11.46m
●軸間 3.00m
●ホイル径 1.04m
●重量 78t
●出力 4,800kw
●最高出力 7,600kw


写真提供・北村雄介氏

客車(Class801,802,803,804)
●車体長 26.40m
●車体幅 3.02m
●高さ 3.84m
(※ボード・レストラン車は、4.30m)
●ボギー間 17.00m
●軸間 2.80m
●ホイル径 0.92m
●重量 Class801 52.8t
802/803 53.6t
804 58.2t

③ 編成単位のデータ

▼編成両数 ▼全長 ▼総重量
10両編成 305.12m 690.2t
12両編成 357.09m 798.2t
14両編成 410.72m 906.2t
○出力 9,600kw  
○総出力 15,200kw  
○最高時速 280km/h  

3.ICE1の鉄道模型製品は?・・・・・

鉄道模型趣味人口の多い、この国の状況を表しているようで、実車が走り始めた翌年より、ドイツ国内の主な模型メーカー各社より、いろいろなスケールにて発売され、今日においてもそのほとんどが継続販売されています。
ひとまずは、以下にそのラインナップを書き出しましたので、一緒に確認してみましょう!

ゲージ名 スケール ブランド名
(メーカー名)
備考
Z 1/220 Marklin社  
TT 1/120 Tillig社 1997年より発売。
N 1/160 Fleischmann社  
Minitrix社  
HO 1/87 Marklin社(Trix) メルクリン製品は、AC(交流)3線式です。Trixブランドの製品は、DC(直流)2線式です。どちらも基本的に、前後の専用機関車は、フルサイズですが、中間に入る客車は、1/100のスケールです。
Fleischmann社 ※前後の専用機関車は、フルサイズですが、中間に入る客車は、メルクリンよりも若干長い1/93スケールです。
G 1/22.5 LGB(レーマン)社 遊び心一杯でいろいろなバリエーションを発売中。(例・ICEのAmtrakカラーなど・・・・・)

・・・・というようにいろいろとあります。
さて、今回は、上記のラインナップの内、私たち日本の模型ファンにとっても一般的な直流2線式の電源システムを使っている、フライッシュマン社の製品を取り上げます。


▲写真3

▲写真4

▲写真5

▲写真6

▲写真7

まずは、左にある写真3をごらん下さい。
ICE1の基本セットとなっているのは、編成前後に付く機関車2両です。
車体は、当然ながら一体成型のプラスティックにて、構成されており、前面のスマートさと合わせて、美しい塗装が実車の持っている雰囲気を豊かに再現しております。(写真4参照)
一方のモーター車は、専用のダイキャストフレ−ムをベースに、フライシュマン独自の片動力方式。スパーギア連動のトラクションモータータイプで、動輪には、欧州型模型の標準的なゴムタイヤを装備。フル編成にての長時間運転も可能となっている。
パンタグラフからの集電もでき、前進と後進時には、ライト関係ももちろん点灯する。
とても素晴らしい製品のひとつであります。
さて、次に客車について見ていきましょうか。
正直申し上げて、先ほどの先頭車ともども製品の精度は高く、サイドの窓ガラスの平面性には、特に驚きます。
ただ、一部の面において残念な箇所もあります。
せっかく機関車がフルスケール(1/87)なのに若干のショートスケールという点です。
そして、車体サイドに表現されたドア廻りがタンポ印刷にて処理されているため、実車と少々異なった印象を受けます。
何とか上手い処理方法は、無かったのでしょうか?
製品の発売ラインナップは、本物と同じように1等車、2等車そして食堂車があります。(要後半参照)
基本セットをお求めになった後、ユーザー各自の趣味環境等により、編成の長さに変化が付けられますので、お好みの数両にて、お楽しみ下さい。
なお、この製品も実車と同じように、DB(旧西ドイツ国鉄時代=絶版)とDBAG(現・ドイツ鉄道)のそれぞれのコーポレートマークがあります。すでにお持ちの皆様は、どちらでしょうか?
私は、勿論○○○○ですよ。

☆FLEISCHMANN社
ICE1の製品ラインナップ

●基本セット(両端の動力車)

#4440K
DBAG
#4450K
DBAG(スイス乗り入れ車)

※パンタグラフが1車両に2個です。
新品参考価格 各¥44,100〜¥46,200(税込)

●ICE1の専用客車・・・・・長さ282mm

#4441
1st Klasse(Avmz801.8)
#4442
1st Klasse(Avmz801.0)
#4443
1st Klasse(Avmz801.4)
#4444
BORDRESTAURANT(Wsmz804.0)
#4445
2nd Klasse(Bvmz802.0)
#4446
2nd Klasse(Bvmz802.3)
#4447
2nd Klasse(Bvmz802.0)
#4448
2nd Klasse(Bvmz802.8)
#4449
2nd Klasse(Bvmz802.6)

※参考・12両編成とする時は、#4446(2 Klasse)をダブらせる。
新品参考価格 各¥8,150〜¥8,925(税込)です。

終わりに・・・・・

いかがでしたか・・・・・? 今回の第14回目では、海外の模型趣味人にとって馴染みのあるドイツ鉄道の代表選手であるICE1をご紹介しましたが、ご興味が沸きましたでしょうか?
すでにこの製品をお持ちの方々も、これから購入しょうか?とお考えの皆様もより一層、はるかかなたの存在であるこの列車が、ご自身の身近な存在になられたのでは・・・・ないでしょうか?
ここまでお読み下さいまして、本当にどうも有り難うございました。

明日からも私自身、好奇心旺盛に、地球上にある鉄道、その模型を求めて、元気に北に南に走ります。(どうぞご期待下さい!)

"Wenn du etwas in der Mail nicht verstehst dannfrag mich bitte"
"Danke"
"Thank you very much for you reading in this program"
"It's great honor for me to write this program, I think"
"Relax With ModelRailways!!"

《この文章に登場する鉄道模型は、主に当社で扱っている商品ですが、連載の中には扱っていない商品もありますので、あらかじめご了承ください》

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