GINZA TENSHODO SINCE 1979 MODEL TRAIN

 
模型サイト いちかわのWorld Railway 第28回 FS ETR400(Frecciarossa 1000)(イタリア)

天賞堂製品ミュージアム

いちかわのWorld Railway

はじめに

"Welcome to this program"
"This is Takumi Ichikawa"
"How are you?"
"How was your hobby life?"
"Anybody, all aboard on the program"

"Knowing self, self-limiting, Overcoming self, this is the duty of the athlete, it is most important thing"
(By: Pierre de Fredy, baron de Coubertin)

気が付けば2019年も7月末。
本年5月1日に始まった日本国の新元号の"令和"(れいわ)も約3ヶ月近くになり、長雨の続いた梅雨も過ぎ去った昨今は真夏の趣。
来夏には、東京において4年に1度開催されるオリパラ(オリンピック・パラリンピック)が開かれ、期間中は、世界から集まる数多くのアスリート達の熱き戦いが連日連夜繰り広げられるな~と、何やら段々と沸騰気味な私ではありますが…
その前に、今年、9月20日より開催の"Rugby World Cup(ラグビー・ワールドカップ)2019"も勿論!楽しみ((^へ^)v
という事で…今回のいちかわのWorld Railway!!の第28回目では、約17年という長い間、1度も競技記録が破られなかった選手名が名づけられた鉄道車輌&模型製品につきまして、今回も色々と書き綴っていきます。
この連載に関しても私なりの感覚や視点軸として精一杯頑張ってこの筆(キーボード)を進めてまいります。
どうぞ最後迄お付き合い下さいますように…

それでは・・・・Let's Reading!!

これは使える!!(HORNBY製走行台編)

前回、いちかわのWorld Railway!!の第27回目(D51蒸気機関車編)をアップした後に、カンタムサウンドをより一層楽しめるモノは無いかなと、色々と自己の記憶を辿ってみたら英国・HORNBY(ホーンビィ)社製品の存在を思い出し、即座に日本国内総代理店さんへ依頼。
弊社の直営店舗でもかなりの数の取り扱いをしましたが、メーカー品切れとなり販売は一旦終了。。( ´д`)ぇ~
その後、約3年の月日を経て、本年2019年6月に再入荷を果たしているのがこの製品。

走行台本体は、英国型蒸気機関車の3軸が標準装備となっていますが、オプション軸も別売が用意されていて、必要な軸数はオプションで増やすことが出来ちゃいます。
毎度毎度、レールを繋げる様な面倒な作業は無く、お手元で手軽に走行のチェックが出来るこの製品はとても魅力的であると感じ、実は私も1台買っちゃいました!
また、多少の加工は勿論!必要ですが、右側に設置しているグレーのレール部分は裏面で3箇所のネジ止めとなっています為、これらを外し、必要に応じて、別売のスペアーローラーの追加をしていけば、蒸気機関車以外の車両にも対応は可能です。
最も!!天賞堂のカンタムサウンドの模型は"超"お手軽に楽しめちゃいますね!!

◇HORNBY(ホーンビィ)製品
・R8211 Rolling road(走行台)本体価格 ¥15,000 +税
・R8212 Spare Rollers(スペアー軸1組)本体価格 ¥2,900 +税
(2019年7月現在)
→弊社のオンラインストアでも販売中!!

イタリア共和国について

・国名:Italian Republic (Repubblica Italiana)
・首都:Rome(ローマ)
・国土面積:302,780Km2
・人口:6,600万人
・国歌:L’inne de I Mameli
・国花:Daisy(デージー 雛菊)
・民族構成:イタリア人(約93%)、他(約7%)
・主要言語:イタリア語
・主要通貨単位:€(ユーロ)

【ミニメモ】
最新の情報に付いてはイタリア政府観光局(ENIT)公式サイトで知る事も出来ます。 http://visitaly.jp/

FS ETR400(Frecciarossa 1000)について・・・

写真はhttps://hiveminer.com/Tags/etr400%2Ctiより拝借

ETR(Elettro treno Rapido)400型の第一編成(標記:ETR400.01)は2013年3月26日に、旧Ansaldo Breda S.p.A(アンサンド・ブレダ)社→現:HITACHI Rail Italia S.p.A(日立レール・イタリア)社のPistoia(ピストイア)工場内において初のお披露目を行い、この式典において同編成には、"Pietro Mennea"と名づけられた。
この名称は、1980年開催のモスクワ・オリンピック陸上競技男子短距離200m走の金メダリストのピエトロ・メンネア(Pietro Paolo Mennea)というイタリアの選手に由来する。
驚くところ、19秒72という彼の競技記録は1996年のアトランタオリンピックにてMichael Duane Johnson(マイケル・ジョンソン)氏が破るまで17年の間も保持した驚異的な記録である。

ETR400型車両は、イタリア高速鉄道の一ブランド名である、Frecciarossa(フレッチャロッサ="赤い矢"という意味)の1000やETR1000と様々な呼び名がありますが、今回の連載ではETR400で統一をし、"Zefiro"(ゼフィロ)シリーズいうBombardia Transportation(ボンバルディア トランスポーテーション)社の高速鉄道車輌のシリーズに属してはいるが、アンサンド・ブレダ社が独自に開発を進めていた"V250"と称された高速鉄道車輌の高度な技術も入っていて、今回の連載記事を書くにあたり色々と調べていましたら、驚くところ!2016年2月25日にはイタリア鉄道で最速の393.8km/hという記録も樹立。

ちなみに初回&増備分共に開発と生産区分では、ボンバルディア社は約40%で、アンサンド・ブレダ(現:日立レールイタリア)社は約60%の割合で担当していて、最初の受注時(第一編成)の入札提示金額は、アルストム(Alstom)社の3500万€に対し、ボンバルディア・アンサンドブレダ(Bombardia・Ansaldo Breda)連合は、約420万€も下回った価格(3080万€)を出したが、決めては単に提示総額だけでは無く、やはり高い技術力であった。
同車は、第一編成投入後の2013年より2017年迄の4年間に既に50編成400両を両社で製造→納入を行なって来たのだが、2019年6月上旬のトレニタリア社からの公式発表では、増備として両社へ追加発注がなされ、8輌編成14本分(計112両)の製造と、そして保守業務の受注まで獲得をし、総額は5億7500万€(約698億円)に上る見込み。

本形式のデザインは、何故か?既存の鉄道車輌に携わってきたイタリアのデザイン界では"超"の付くほどに有名なピニンファリーナ(Pininfarina)やイタルデザイン・ジウジアーロ(Italdesign Giugiaro)等々ではなく、ベルトーネ・デザイン(Bertone Design)が、人間工学を最大限に取り入れた車内、そして大型押出型材を多用したアルミ製ダブルスキンの外装、その全てに関わって新規開発。

このETR400は、それまでのイタリア鉄道の顔として君臨してきた動力集中編成のETR500型車両とは、大きく異なったコンセプトを持ち、基本編成は8輌(ETR500は11輌)の動力分散、制御方式はIGBTコンバータ・インバーターを本格採用。
各車輌の両端には、デッキとトイレ、もしくは乗務員ドアが設置してあり、4クラスの客室とビストロ車。
内訳は、DM1(エグゼクティブクラス),TT2(半室ビジネス)、M3(半室がビジネスバー)、T4(プレミアムクラス),そしてT5,TT7,DM8(以上迄はスタンダードクラス)等々で区分。
同車の日々の運行は、イタリア国鉄(FS Ferrovie dello stato)を民営化して誕生したTrenitalia Spa(トレニタリア)社で、営業区間は、今のところはMilano(ミラノ)~Roma(ローマ)間で活躍する姿が際だっていますが、それ以外の主要な各都市間も最速300km/hで結んでいて、近い将来には高速新線区間内での走行時には最速400km/hの営業運転の計画もある。
また、イタリア国内はもとより、将来的には、欧州各国(例:フランス、ドイツ、スイス、スペイン等々)への直通運転の実用性も考慮しており、TS1という基準(⇒1例では300km/h走行時に25m離れた場所での騒音は91dB以下)も取り入れ、勿論!複雑に異なっている各国の電源方式や信号システムの搭載も可能とした設計となっている。
近い将来には欧州大陸内の様々な都市にて、赤い矢のETR400を見られる事でしょう!!

◇主要諸元
・運行会社:Trenitalia SpA (トレニタニア社)
・製造会社名:Ansaldo Breda→HITACHI RAIL ITALIA社
Bonbardia Transportation社
・製造年:2013年~2017年(最初の50編成)
2019年6月には14編成追加するとの公式発表!!
・基本編成:8輌
・レール幅:1,435mm(鉄道界での標準サイズ)
・駆動源:架空電車線 交流25kV/50Hz 直流3000V
・主制御装置:IGBT VVVFインバーター制御×4両
・主電動機:かご形三相誘導電動機×4×4両
・編成出力:約9,800kW
・制動装置:回生、電気&空気  各ブレーキシステム搭載
・最高時速:300km/h(2019年現在)
・編成重量:約446t
・編成長:202,000mm
(先頭車両:26,300mm 中間車両:24,900mm)
・車体幅:2,924mm
・車体高:4,080mm
★主な参考文献
Wikipedia
FS 公式ホームページ
HITACHI RAIL ITALY S.p.Aホームページ
Italian Railway Locomotives and Multiple units (Platform 5 publishing) 他・・・

FS ETR400(Frecciarossa 1000)の模型について・・・

メーカーの公式発表から約2年・・・ついに2019年6月に本製品が日本に、そして天賞堂にも少量ですが上陸(=入荷)。
今回ご紹介の模型製品も、長年に亘って、高品質なモデルを数多く発売していたイタリアにあるA.C.M.E(=ANONIMA COSTRUZION MODELLSTICHE ESATTE )社で、製造はやはり中華人民共和国内の工場。
各部がとてもシャープにまとめられ、今回の動力は中間のBistro車1両に搭載されていますが、今迄の同社製の動力車両と同じように大変スムーズにレール上を走行。
両先頭車両の前尾灯は勿論!標準装備ですが、欧州型の鉄道模型製品としては大変に珍しい機能の一つである、全車両にはLEDの室内照明が標準装備。
今回リリースされたのは、実際の編成と同じく8輌のフルセットのみでして、全世界250セット限定のDCC Sound標準搭載のセットと共に、全世界750セット限定の直流2線式の2種類。
既にメーカー出荷早々にDCC Sound標準搭載のセットはメーカー完売との事で、続くノーマルの標準仕様の完売もそれ程時間が掛からないと予測しております。
私のつたない文章では全てを語るのは難しく、今回は様々な角度から写真撮影をしましたのでご参考にして下さい。

◇A.C.M.E ETR400(Frecciarossa 1000)製品ラインナップ
#79200 8輌フル編成(DCC Sound 標準搭載)
#70200 8輌フル編成セット(直流2線式)
→在庫僅少ですが、弊社のオンラインストア上で購入可能です。
※超人気な模型製品の為、売り切れの際は何卒ご容赦願います。

オリンピック・パラリンピックって?

昨今、東京都内を営業活動等々で移動しておりますと、最近不思議とそこかしこで視界に飛び込んで来ますのが東京2020のマーク。

そして、毎日乗車する際に高頻度で見かける都営バスにも東京オリンピック・パラリンピックのオリジナルマスコット達(ミライトワ&ソメイティ)のラッピングがされた特別仕様車がいて、
(公道でしっかりとした同車の写真撮影しようとすると真面目にひと苦労(汗)ではあるのですが、、、)
いよいよ1964年以来、2度目の東京開催が近づいて来たな!と感じてしまうのは私だけでは無いでしょう(゚ー゚)

今回、この連載の最終コーナーでは、近代オリンピック・パラリンピックについて、色々と調べてみました。是非とも来る来年に向けて一緒に学び、学識を高めましょう。

先ずは、オリンピックの"五輪"のシンボルマークは、フランスの教育者で、古代オリンピックの復興と、近代オリンピックの基礎を築き上げた創設者のピエール・ド・クーベルタン男爵(本名:Pierre de Fredy, baron de Coubertin)が考案をしたもので、図案では世界5大陸の輪が重なり合う姿となっているが、これはお互いの統合と連帯を表し、平和への発展の意味合いも含んでいます。
パラリンピックのシンボルマークは、1988年ソウル(大韓民国)での開催時には5色(赤・青・黄・緑・黒)でしたが、1994年のリレハンメルで3色に、そして2004年のアテネからは3代目となるロゴに変更となって現代に至っている。
元々、主催となる組織は異なり、1894年6月23日設立のIOC(国際オリンピック委員会【英:International OLYMPIC Committee】と、1898年9月22日に設立されたIPO(国際パラリンピック委員会)【英:International Paralympic Committee】でしたが、1994年開催のアテネからは同一の組織での運営とされ、今日においても共に世界最高峰の総合競技大会である。
第1回目のオリンピックは、1896年ギリシャのアテネでして、パラリンピックは1976年のスウェーデンのエルンシェルツビク(Örnsköldsvik)との記録が残っております。
1924年から1992年迄の間は夏季・冬季共に同じ年での開催でしたが、それ以降は2年毎に、夏季と冬季が順序良く開催される様になっており、2019年現在迄の開催回数は、それぞれ夏季は30回と15回、冬季は23回と12回である。
皆様もご承知の通り、我が国での開催は、1964年夏の東京大会(第18回)が初めてで、冬季は、1972年の札幌(第11回目)と1998年の長野(第18回目)と2度、そして2020年の夏季大会が東京との事ですので、同一都市では初の複数回の開催となります。
2020年夏季のオリパラの、開催期間は、2020(令和2)年7月24日より同年8月9日迄の17日間となっており、公式発表では、同大会への参加国と地域は207を予定し、参加人数も12,000名を越える見込みでして、これまでに無い大きな大会となりそうです。
世界最高水準のスポーツの祭典の東京大会でも数多くの名場面が生まれることに期待をし、締めくくりとさせて頂きます。

終わりに・・・

いかがでしたか?
今回の第28回目では、イタリア鉄道界での最新&最速列車のETR400型車両について、実車と模型製品をメインに、関連ある事柄につきましてあれこれ色々と書き綴ってまいりました。
同車は、デザインセンスが最高なイタリア共和国と高品質なモノ作りにこだわりを続ける我が国・日本国とのハイクオリティなコラボの鉄道車輌。
今後ますますの同車の活躍に期待しつつ、今回の連載を終えたいと思います。

明日からも私自身、好奇心旺盛に、地球上にある鉄道、その模型、そしてこの分野より広がる様々な事柄を求め、東西南北の各地へ向かって走り続けます。

どうぞご期待下さい!!

"Framtiden tillhör dem som inte ser tillbaka"
"Thank you very much for your read all the way through"
"It’s a great honor for me to write this program, I do think"
"Relax With Model Rail Ways!!"
(All Contents wrote by Takumi Ichikawa on 29 July 2019 )

いちかわのWorld Railway

《この文章に登場する鉄道模型は、主に当社で扱っている商品ですが、連載の中には扱っていない商品もありますので、あらかじめご了承ください》

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