GINZA TENSHODO SINCE 1979 MODEL TRAIN

 
模型サイト いちかわのWorld Railway 第16回Intercity225(Great Britain) (イギリス)

天賞堂製品ミュージアム

いちかわのWorld Railway

はじめに

"Welcome to this program"
"This is Takumi Ichikawa"
"How are you?"
"How was your hobby life??"
"Anybody, Let's Read and Enjoy in this program"

"Let's Start Over"

5月も下旬になりました。いや、6月かな?
すっかり五月晴れの今日この頃ですね!
日中の日差しも眩しく、心地よい風が己の頬を弄る、こんな季節の到来です。(※日によっては、ムシムシと暑かったりして=嫌ですね〜。)
また、この季節は、雨も本当に多いですね。
(そろそろ梅雨にも入ったかな?)
ただ、新緑の頃のこの雨は、一雨降れば草木を生き生きとさせ、緑眩しいその姿にするようです。
以上、草木ですら元気な今だからこそ、私たちもパワーを貰い、前向きに感じ、考え、思いなおして、いろいろなことに再挑戦をしてみませんか!!
実は、かくゆう私も4月に入ってから、Try Againしなおしたものがあります。(すでに2ヶ月ほど経ってしまいました・・・・=原稿遅れてごめんなさい)
ずばり英国の言葉。その習得です。
きっかけは、数年ほど前まで、NHKのラジオ英会話の講師をなされていた方が、再びテレビ画面にて、わずか20分間のみですが、新番組を担当し始めたからです。
私自身を簡単に振り返れば、1993年〜1998年までの間、日々熱心にこの放送に耳を傾け(時にはおもいっきりサボりながら・・・・)、英語熱のみを高めてまいりました。(※残念ながら、私自身の英語力上昇は伴っていなかったようです。)
しかし、番組が終わった5年前のこの時期から、この熱を一気に下げ続け、先日の昼休みに、何気なく立ち寄った書店の店先でこの知らせを受けるまでは、完全喪失したままの状態でした。
新しく、この番組があの夜から始まってからは、再びこのことに対する熱き思いが自分の中でムクムクと日々沸いてしまってきているのは、嘘偽りない話です。
"Starting Over!!"
英語に限らず、何事においても新しきことを始め、継続するといった行為、再挑戦を行う・・・etc.そのすべては、憧れや楽しさもさることながら、結局は、人ですね!!
あなたがいるから○○が楽しい!!
(※"この講師は、だれ?"と、疑問を持たれた方がいられるとすれば、まずは、試しに毎週金曜日23時10分からのNHK教育テレビをスイッチオンしてね!(再放送も有)→私と共に、聞きなれないABC・・・の音に耳を傾けて、頑張りましょう!)
さて、今回で第16回目を迎えました、このプログラム、いちかわのWorld Railroadでは、再び海外の鉄道とその模型製品にスポットライトを当てて見ようと思います。
先ほどのトピックスで書きましたが、今回は、私自身のStarting Overを記念し(←勝手ですが・・・)、この国の基礎知識の習得からスタートさせ、実際の鉄道のこと、そして鉄道模型製品につきまして、大変恐縮ですが、精一杯頑張ってご紹介したいと思っております。
それでは・・・・・

Let's Reading!!

第16回目 Intercity225(Great Britain)

1.イギリスとは?(How about G.B?)

昨年、2002年のこのプログラム(第2回目 ロンドン地下鉄A60/62)の冒頭部分にて、簡単にご紹介しましたが、この国を表す正式名は、UNITED KINGDOM OF GREAT BRITAIN AND NOTHERN IRELAND(グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国)という大変長ったらしいのもの。
日本では、一般的に言って、イギリスとか、英国という表現が聞きなれていて、使われることが多いようですね。(そのため、今回はこの言葉を使います。)
先の正式な表現と同じように、ここで私が長々とこの国について、綴ってみても、多分最初から読むのを諦めさせてしまうと思われますので、基礎的な事柄をいつものように以下にまとめましたので、まずは、参考になされて下さい。

●首都 LONDON CITY(ロンドン市)
●国土面積 約24万4,000キロメートル
●人口 約5,900万人
●国花 バラ
●国歌 God Save The Queen
(神よ、女王を守り給え)
●主な宗教名 英国国教会
●主要言語名 English(英語)
●GDP (国民総生産) 約1兆2829億ドル(米ドル換算)
●国連加盟年月 1945年10月
☆ミニ・メモ EURO加盟国

2.イギリスの鉄道について・・・・・

所謂、外国の鉄道に興味を持たれ、楽しまれていらっしゃる多くの方々は、大きく分けて、ヨーロッパ大陸班とアメリカ大陸班とにそれぞれ区分できるようです。両大陸共に、実際の鉄道は、その歴史、文化、種類等は、数知れず多く、広く、深く、そして長いようです。
勿論、そのことは、わが国におきましても、これまで、いろいろと紹介された事柄も多く、それぞれの現地と同様に、鉄道模型の趣味人口の比率が高いのは、当然のことであると各自がご判断なされまして、特に問題はございません。
そのような現実の中で、今回紹介していくイギリスの鉄道は、当然、日本国内におきまして、少々マイナーな部類となります。
しかし、日々、直に多くのお客様に会い、模型を販売するといった一連の仕事を長年に渡り、させていただいている私ですが、ここ数年間においては、若干の変化が出てきているように感じております。
人類の歴史の一例でもある、ゲルマン民族の大移動ほどではございませんが、だんだんと人により、先ほどの両大陸、その地域を離れ、ある方は、東欧諸国に、ある方は、近年著しい成長下の中国大陸へ、そしてある方は、今回ご紹介します、この島国にそれぞれにこのご趣味の分野を移られ、楽しまれてきておられるようです。
さて、いよいよ知られざるイギリスの鉄道について、一緒に眺めてみましょうか!
すでに、皆様も十分にご承知のこととは思いますが、イギリスは、今日におきまして、世界各地に多数存在している鉄道という輸送手段、その発祥の地です。
開業は、今から約173年前の1830年9月15日で、英国・北西部のManchester(マンチェスター)と、ランカシャー地方の中心都市である Liverpool(リバプール)間に走った、蒸気を主な動力源とした機関車と数両の客車からでした。
(世界初の鉄道会社名は、単純にリバプール・マンチェスター鉄道=地図1参照)


▲地図1

この輸送手段を最初に発案し、実用化したのは、勿論あの方、そうです! ジョージ・ステーブンソン氏であります。
大英帝国繁栄の基礎と、この国の産業革命を飛躍的に推進させた元々のキッカケは、豊かで良質な石炭が採取できるというこの国の環境下が主な要因です。
(もっとも、これを駆使し、いろいろな産業に利用するための研究、開発を行った多くの人々の影の努力は、はかりしれませんね。)
その後、一説には、19世紀において鉄道というこの輸送システムは、イギリス国民を根本から変化させ、人々の交流を活発にし、そして生活環境を向上させたようです。
ただ、当時も今日と同じかもしれませんが、新しき物事、その多くは、恐怖心が主な原因からか?すべての方々に受け入れがたかったようで、自分たちのその土地に金属のレールを敷設し、煙を吐いて走る車両に対して、大々的に反対の声も存在していたようです。
しかし、鉄道というシステム、それらを積極的に敷設、導入していった地域は、ますます発展し、完全に、その流れに拒否を行った地域に住む人々は、結果として、ジリ貧のような状況下となってしまったようで、その後においては、いやおうにもなしにも、受け入れた地域もあり、このことを証明する唯一の手がかりは、追って、この国に東西南北、縦横無尽に張り巡らされた多くのレール、それらの路線網ではないだろうか。
これら敷設された路線網の多くは、所謂完全民営の私有鉄道(私鉄)でした。驚くことに1947年まで英国の鉄道は、すべて私鉄でした。
各地方から、首都であり、イギリス最大の都市、首都のロンドン、その中心部になんと路線を到達させたい!そんな思惑と願いから、この努力がスタートしました。特に同じような地域から路線を延ばそうとしていった会社間では、あたかも私たちが、中学校や高校時代に、机上にて習った日本の戦国時代と同じような状況下であったようです。
ちなみにこの当時、民間とはいうもののビックフォーと称される4大私鉄もありました。

今回以下に参考までにご紹介すれば・・・・・・
① The London Midland and Scottish Railway (略してLMS)
② The London and North Eastern Railway (略してLNER)
③ The Great Western Railways (略してGWR)
④ The Southern Railway (略してSR)
となっております。

とにかく当時は、イギリス国内のこれらの会社間において、特に熱き戦いと節操のない旅客の奪い合いが数多く展開されました。
では一体、その後において、この4大私鉄、ビックフォーがどうなったと思われることでしょう?
結果として、歴史上において、ロンドン中心部とその周辺地域との間には、所謂、一線を設けられたため(※東京の歴史とほぼ同じ流れ?)、どの会社もそれ以上の路線進出の展開できないままに、1948年に成立したBRITISH RAIL(イギリス国鉄)にそのほとんどを買収され、単純にそれぞれの地域間を結ぶための路線になってしまったようです。
1947年からは、今回追ってレポートをさせていただく、London(ロンドン)〜Edinburgh(エディンバラ)間や、Birmingham(バーミンガム)などの主要都市間を最高時速200km/hで結ぶ、Inter City Networkを実現し、鉄道による旅客のための都市間輸送システムを、欧州各国の中で最も早く確立した。
しかし歴史は、振り出しに戻った。
多くの不採算路線(主に地方)と慢性的な非効率運行等のより、極度の赤字体質が深刻化した。毎年毎年の鉄道運賃の値上げは、利用する側にとり、大変なダメージとなり、利用し続けて来た人々の中には、鉄道利用を完全に止め、他の輸送機関に移るといった手段にも出たようだ。(なお、この姿は、当時のイギリス国鉄のみならず、鉄道を持つ先進各国の一般的な姿であった。)
また、合わせて1986年に実施された、わが国の国鉄組織の分割民営化と、その後における成功に触発されたためか?結局、B・Rとして、完全なかたちで、国営管理の運行と管理されたのは、1948年からの約45年間のみで、1994年以降は、前年(1993年)に成立した、鉄道法に基づいて、大胆にも上下分離かつ、大掛かりな組織の民営化が進められた。
鉄道の基礎、陰の部分である路線および施設の管理等は、一応Rail ・Track社なる組織(政府直轄)が、全土に渡って一括で統括を行い、その上を走る列車の運行と管理などの、所謂、表の部分は、自由競争のもとで入札が行われた。
(※実際、イギリスのみならずアメリカ合衆国の資本も受けた貨物会社もある=見方によっては、自国の土地を他国に売る行為と同じことかもしれません?)
日本の旧国鉄が分割民営化を行なった時の姿は、地域ごとに大きく6つの会社に分けた(※JR貨物を含めれば7社)が、この国に限っては、それよりも大胆でした。
同じ路線にもかかわらず、異なった会社の列車がすれ違うという姿が現実化し、1994年の発足当初は、新しき旅客鉄道組織が、何と!25社で、貨物輸送専門組織が6社と、こと細かく分かれてのスタートであったから本当に驚きです。
特に、同一路線上にて、違う旅客会社間同士が競争するということは、会社間におけるサービスの差が主なキーポイントとなっていったようで、さまざまな素晴らしい試みがなされていったことは、鉄道を利用する人々にとってはプラスに働いたようです。(新型車両の積極的導入や格安切符の販売促進等)
ただ、その後、特に2000年以降は、あまりにも大胆で、急速な分離分割を行ったツケが回ってきたのか、多くの鉄道事故が発生した現実は、とても残念な結果であると私自身感じております。
(会社間の激化による連絡の不手際と旧国鉄から引き継いだ施設の老朽化が主な原因と判断されている。)
その上、合わせて、全土を総括していたRail ・Track社の完全な経営破たんは、2003年の現段階において、大失敗であったとの大々的なニュース報道等もなされて、英国議会内におきましても、これまでどのような形であれ、政府直轄管理であった組織なのに、独自に立ち直れないような哀れな姿に対して、これまでのいろいろな問題点の指摘と今後のあり方について、さかんな議論が進んでいるようです。
将来、鉄道創始国であるイギリス鉄道は、どのような方向で進んでいくのでしょうか?
もしかしたら、近い未来には、わが国のJRのように地域にての区分を行い、それぞれに全鉄道施設の管理と列車運行を行うのではないか?と予測している私でもあります。
追って、今後も目が離せない国のひとつとなりそうです。

イギリスの鉄道も"Let's Start Over"

★主な参考文献


▲こだわりの英国鉄道
三澤春彦著・光人社刊
(定価1,800円+税)

▲折れたレール
(Broken Rail)
C.Wolmar著 Aurum Press刊
(訳書・ウエッジ発売)
(定価2,400円+税)

3.IC225の運行管理会社と走行区間について・・・・・


▲写真4

▲地図2

▲写真5

▲写真6

先ほどの後半部分にて、ご紹介させていただきましたが、1994年以降の分割民営化によって、このIC225列車もすべて一民間組織に継承されました。
現在、このIC225という列車を全面的に運行・管理しているのは、G・N・E・R(Great North Eastern Railways)社となっております。(写真4参照)
同社のMK3および4型客車の両サイドには、"ROUTE OF THE THE FLYING SCOSMAN"と書かれた渋い紋章が必ず取り付けられており、21世紀の今日においても、頑なまでに伝統主義を守る国民性を感じられます。
(※この紋章は、同国でもっとも有名な列車のひとつであったThe Flying Scotsman(フライング・スコッツマン=空飛ぶスコッツトランド人)という名に由来します。
第二次世界大戦中でもあろうとなかろうと、午前10時の定時発車を頑なに守った誇り高い(=ある種、融通の利かない?)国民気質を表しているようなもの??)
走行区間は、基本的に首都・LONDON(Kings Cross駅)(右写真を参照)を一路北上し、スコットランドの玄関口である、Edinburgh(アルベリー駅)に至る、East Coast Main Line(東海岸本線)と名づけられている約372miles(約595km)です。(地図2を参照)
もし、この路線を、わが国であらわすとすれば、東海道線の東京〜大阪間に相当する看板的存在のような区間です。
途中のYork(ヨ−ク)駅(写真6参照)の近くには、世界最大級の鉄道博物館もあり、イギリス国内のみならず、世界中の鉄道愛好家たちの注目の的となる施設もあります。(写真7〜9を参照)
(もしも?今後、イギリスを訪れる機会があるようでしたら、ぜひともお立ち寄りになられるといいですね。=往年の名車は勿論、日本の新幹線0系も展示されております。)
同区間は、イギリス国内においては、珍しく、全線約595km、そのすべてが電化されております。
一般的にイギリスの鉄道=非電化で、ディーゼル機関車が、そのすべてとイメージされてしまう方々も多いかな?なんて思いますが・・・現実は違います。
なだらかな平地が続くこの路線の風景。山脈連なる東洋の島国からやって来た私たちは、車窓から覗くこの様子にしばしの安らぎを覚えるかもしれません・・・・・。(写真10参照)そして、またこの路線は、国鉄時代も、現段階におきましても、国内最高速の速さにて、運行され続けております。
実は、IC225という列車名は、単純に最高速度が225km/hという意味です。
基本的にこの列車は、プッシュ・プル方式です。(注1参照)
下り方向を向いているのは、Class91という電気機関車で、編成中唯 一の動力車両となっており、登場したのは1988年です。
現在31両(編成数31ユニット)があり、全車がLondonにあるBond Green検車区に所属しております。
当初の営業目標最高速度は、250km/hでした。
(写真は、旧国鉄時代の塗装です)
しかし、列車そのものがいくら最新鋭の装備とその機構を搭載していても、地上設備(特に信号システム等)そのものが追いついていなかったようで、残念ながら本来持っている性能を十分に発揮できないまま、今日に至っております。
多分、今後も地上設備の大掛かりな刷新を行われないかもしれません?・・・・というのは、民営化した後に一括管理してきた例のRail Track社が、事実上経営破綻し、さらなる新規での巨額な投資が困難になっているようですから・・・・・。
このコーナーの最後にIC225という列車についてあれこれ写真付で解説させていただきます。
(→ご興味をお持ちになられましたら、参考になられて下さい)

『注1』プッシュ・プル方式とは?
(A)編成の片側にその列車を牽引するための動力車を、反対側には、運転台のみを取り付けた無動力な車両を配置する編成方式。
基本的に欧州各国の駅は、行き止まりになった所が多く、従来の方式であると、進入してきた列車は、その後、出て行くのにも、いちいち反対側の客車に運転台のある機関車を連結しなければならず、とても面倒な作業を行わねばならなかった。
この方式であれば、反対側にも運転台がついた客車があるので、手間が省ける。(この時の動力も勿論、先ほどの機関車を後ろから押して使う=だからプッシュ・プルと表現されている)


▲写真7

▲写真8

▲写真9

▲写真10

☆IC225ガイド・・・・・(※主な掲載写真は、GNER塗装のものです。)

1.Class91電気機関車


▲IC225の国鉄時代

▲IC225の現在

Class91型電気機関車主要緒元

●機関車ナンバー
91000号〜91031号
●製造数
31両(試作車両含む)
●設計
GEC ALSTOM社
●製造
BREL CREWE社
●製造年
1988年〜1991年
●軸配置
BO-BO
●総重量
約84t
●車体全長
19.4m
●総出力
約4,700hp

2.制御荷物客車&専用客車
IC225編成には、1989年以降、すべてにMk4型と区分される専用客車が連結されている。この客車は、イギリスのIC(インター・シテイ)用客車初の自動ドアを装備し、APT—E{注}に採用される予定であった車内設備と車体構造も取り入れられた。
この客車、そのすべてが、Metro−Cammell社にて製造された。
{注} APT(Advance Passenger Train)・・1972年、BR(イギリス国鉄)が、鉄道の高速化実現のため、ガスタービン機関を搭載した試作車両をBR Derbyにて製造し、その後に各種試験を行った。
結局、この方式は諸問題等から、本格導入されず、現在はYork(ヨーク)の鉄道博物館内に野外放置されたままである。

制御荷物室付客車
●形式 NZ型
●種別 DLV制御荷物客車
●製造数 32両
●製造年 1988年
●番台区分 82200

1等客車
●形式 AD1J
●種別 FO開放型1等客車
●製造数 77両
●製造年 1989〜1992年
●番台区分 11200

2等客車
●形式・種別・製造数
AJ2J (TSOE開放型2等客車) 31両
AL2J (TSOD開放型2等客車) 31両
AC2J (TSO開放型2等客車) 115両
●製造年 1989〜1991年
●番台区分 12200〜12400

1等ビュッフェ客車
●形式 AJ1J
●種別 1等ビュッフェ客車
●製造数 33両
●製造年 1989年
●番台区分 10300

3.IC225の編成
(内訳●電気機関車91型×1●荷物室付制御車×1●1等客車×2両●食堂車×1両●2等客車×7両合計12両編成)

←Edinburgh LONDON→(Kings Cross)

機関車(91型) 2等車 2等車 2等車 2等車 2等車 2等車 2等車 食堂車 1等車 1等車 荷物・制御車

4.IC225の鉄道模型製品について・・・・・

模型ファンの皆様、大変お待たせいたしました。
ここまで、しっかりとお読みいただいた方々は、すでにこの国の基礎的な知識は、十分にお持ちいただけたと思います。
今回のIC225の模型製品は、やはり英国本国の老舗的な存在メーカーである、HORNBY(ホーンビー)社が製造、販売しております。
そのため、HOスケール(1/87)での大きさではなくて、勿論、16.5mmのレールは使いますが、車体本体は、OOスケール(1/76)となっております。実車が登場した、1988年にこの製品もさっそく発売されました。
当時は、国鉄の分割民営化なんて全く予測されておらず、機関車の両サイドには、IC125譲りのツバメが飛んでいるマークがあり、客車ともども黄色をベースとした、IC色にて模型化されておりました。
現在は、完全にGNER社に譲渡されているため、すべての製品が、この塗装にて継続・販売中です。
これから一緒に模型製品本体を眺めてみましょうか!
大きく分けて、今回ご紹介する製品は、

1.基本4両セット(#R2002)
Class91=機関車本体(=動力車両)
NZ型 =運転台付制御荷物車
Mk4客車 =2等客車
Mk4客車 =1等客車
(注)発売時期により、2等客車のみも有。

2.Mk4 1等ビュッフェ客車(#R4076)

の2種類です。

▼基本4両セット

▼ビュッフェ客車

(※なお、さらに増結用として1・2等客車もそれぞれに発売されております。)

1.基本4両セット(#R2002)
始めに左の写真をご覧下さい。
このセットの外装パッケージです。
私自身が初めて、手に取ったときの第一印象は、旅情心を擽るようなとても良い雰囲気をかもし出しており、冷ややかな感覚で見れば、何てことなき物かもしれませんが、これから始まる楽しい時間(空間)に導いてくれそうに感じました。
それでは、もう一度、わくわくするこの気持ちを押さえながら、箱を開けてみます。
先ほども紹介しましたが、動力車となるClass91電気機関車、運転台付制御荷物車、そしてMk4型客車(2両)がしっかりと発砲スチロールの中に入っております。(左写真参照)
本体、すべての基本部分は、プラスチック素材を駆使した上で作られており、その為、基本的な車体外装部分のモールドは、単純ですが、ひととおり再現されております。塗装も一応にくっきりとなされており、唯一、客車の屋根部分のみが、元の成型素材の影響からか?(側面ガラスと一体成型のクリアーのプラ素材使用)見る角度によって、少々透ける点が残念。
そして、このセットの唯一のキーポイントは、動力車の屋根上にあるパンタグラフにあります。
通常、この手の素材は、繊細な線材を組み合わせている製品が多いんですが、この製品のパンタグラフは、驚くことにダイキャストメタルを主に使って完成しております。(上下稼動は、バネ使用)
本物の持っている時代遅れで(その割にシングルパンタ?)、無骨な雰囲気を的確に模型化している点がとても嬉しく感じてしまった私は、かなりの○○かもしれません。
とにかく両端の運転台付車両には、ヘッドライト・テールライト共に点灯などという装備は、ありませんが、思いっきり気軽に扱い、運転できる模型製品であると私は理解し、納得しております。
※しかし、本物と同じ長編成で走るか?少々疑問??

2.Mk4 1等ビュッフェ客車(#R4076)
セットとは別に増結用として、1と2等客車が個々で販売されておりますが、合わせて、1等ビュッフェ客車もあります。
現地では、この車両の流通状態は、あまりよくないようです。どうやら1編成に1両しか必要ではない事が主な原因らしいのですが・・・・・。
そのためか?車体側面については、ビュッフェ客車そのものですが、特に、車内をじっくり眺めて見ると、残念ながら先の客車と同じ成型品が、取り付けてあります。
本来無い位置にいくつもの座席が・・・・・!
こだわっているイギリスの趣味人は、加工するのでしょうか???
(私は、今もってそのまま〜です。)
以上、私なりにあれこれとレポートしましたが、本来、鉄道模型の持っているべき、気軽に扱い、楽しめるといった原点とその姿がここにありました。

この模型から感じた事も、"Starting Over"でした。

(P.S)
日本国内の模型店では、正直申し上げてほとんど見かけない製品ですが、当社の舞浜店に1セットのみだと思われますが、今なお展示されております。
(ご興味をお持ちなされたら・・・GO!!してね。)

終わりに・・・・・(End of this Story)

いかがでしたか・・・・・?
今回の第16回目では、"Starting Over"という言葉をベースに、鉄道発祥の地であるイギリス、その国のインター・シティ・IC225列車につきまして、紹介させていただきましたが、ご興味は沸きましたでしょうか?
本文にも書きましたが、Rail・Track社は、今なお経営不振のため、揺れ動いており、将来の目処が全くといって良いほどに経っていないようですが、その上を運行している、多数の鉄道会社の中には、個性的で魅力溢れる新型車両が続々と投入され続けております。
(→機会があれば、追って紹介の予定です!)
明日からも私自身、好奇心旺盛に、地球上にある鉄道、その模型を求め、東西南北に向かって元気に走ります。(どうぞご期待ください!)

"Thank you very much for you reading in this program"
"It's a great honor for me to write this program, I think"
"Relax With ModelRailWays!!"

《この文章に登場する鉄道模型は、主に当社で扱っている商品ですが、連載の中には扱っていない商品もありますので、あらかじめご了承ください》

御意見、御感想などございましたら下記のアドレスまでお送りください。
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